ロアッソ熊本

「アウェイで奇襲した4-4-2ダイヤモンドは不発。4連勝を逃す」〜2017年J2第23節 ロアッソ熊本戦レビュー〜

jef_review ロアッソ熊本

千葉VS熊本
0前半0
0後半1
0合計1
11シュート7
9GK16
12CK5
10直接FK12
2間接FK1
2オフサイド1
0PK0
<スタメン>


【得点】

 
【交代】
 

62′指宿 洋史→ホルヘ サリーナス
68′高橋 壱晟→羽生 直剛
80′町田 也真人→船山 貴之

【警告】
90+4′熊谷 アンドリュー⑥

 


<得点ランキング>
清武 功暉⑩
ラリベイ⑧
船山 貴之④ 

指宿 洋史③

高橋 壱晟②
町田 也真人②
近藤 直也②
山本 真希②
乾 貴哉②
キム ボムヨン②

西野 貴治①

高橋 壱晟①
アランダ①

<アシストランキング>
清武 功暉⑤
北爪 健吾⑤
町田 也真人③
指宿 洋史③
乾 貴哉③
ホルヘ サリーナス③
高橋 壱晟①
キム ボムヨン①
佐藤 優也①
アランダ①

<警告ランキング>
熊谷アンドリュー⑥
清武 功輝③
多々良 敦斗③
近藤 直也③
アランダ③
ラリベイ③
町田 也真人②
船山 貴之②
乾 貴哉②
羽生 直剛①
イ ジュヨン①
西野 貴治①
ホルヘ サリーナス①
佐藤 優也①
キム ボムヨン①
佐藤 勇人①
岡野 洵①
高橋 壱晟①
佐藤 優也①


<超個人的選評(平均5.5)>

【23:佐藤優也: 6.5】
 2度ビッグセーブを処理したが、あのバックパスは処理しきれず。本人はコンディション悪くないと思われる。

【37:キムボムヨン:5.0】
やはり前プレをかけてくる相手に対しては心もとない印象。2度ほどビッグピンチを招くパスがあった。ただこれはもう仕方がないかもしれない。

【3:近藤直也: 5.5】
要所要所でさすがの対応だったが、攻撃陣の活性化までには至らず。終盤のオーバーラップも効果はうすかった。

【6:山本真希: 5.0】
久々の出場もややボールの狙われどころに。積極的な縦パスもなかなか効果なしだった。熊本のような相手はミスマッチだったか。

【28:乾貴哉: 4.5】
プレイ自体は悪くなかったので、あの痛恨のバックパスは次に生かしてほしいところ。

【32:高橋壱晟: 5.0】
サイドハーフとしては打開できるプレイヤーではなかった。自ら打開できるプレイを身につけるべく精進してもらいたいところ。

【15:熊谷 アンドリュー:5.5】
守備面での改善は見られるが、効果的なパスを入れるまでには至らず。攻撃面での成長はもっと期待したいところ。

【10:町田也真人:4.5】
無理なスルーパスが多く、今日のような相手は焦らずじっくりとだったと思われるので、前節に引き続きかみ合っていない様子。ちょっと気負い過ぎなのかもしれない。

【8:清武功輝:5.5】
トップ下での起用でFW2人との呼吸が合わず。引かれた中でのスペースがないところだとなかなか清武のよさがいきないことはわかった。

【50:指宿洋史:5.0】
ポストプレイヤーとしての出来がいまいち。やや強引にいこうとしすぎて、ボールロストのシーンがめだった。

【9:ラリベイ: 5.0】
2トップは彼の良さがいきないのかも。指宿との役割もあいまいなことが原因かもしれない。

【21:ホルヘサリーナス: 6.0】
唯一チームを活性化させたものの、時間は限定的。ラリベイにクロスが会う日がはやくきてほしいものだ。

【22:羽生 直剛: 5.0】
サイドハーフだとなかなか羽生の良さがいきない。起用上のミスマッチがあった。

【11:船山貴之:5.0】
船山投入後にパワープレーになり、ほぼ存在感なし。

【エスナイデル監督:4.5】
久々の4連勝に向けた布陣は引いて守り、前プレをかける相手を警戒してか、今季初の4-4-2のダイヤモンド。結論から言うとこのやり方では攻撃は活性化しなかった。途中交代のメンバーもフォーメーションを変えるわけではなく、曖昧な采配が目立った。

<ターニングポイント:アウェイで奇襲した4-4-2ダイヤモンドは不発。4連勝を逃す
①久々の4連勝を狙った布陣は4−4−2のダイヤモンド。5バック2ボランチのサイドを起点としたビルドアップを狙った布陣。
②相手のプレスが継続的に聞いていて、サイドバックのところでボールの狙われどころ。最初はサイドハーフにボールを預けていたものの、そこがボールロスト地点となった。也真人と高橋はそこでうまくビルドアップできず、谷澤のような選手がいないと厳しかったか。
③2トップと清武のところはなかなかボールが入らず、フラストレーションのたまる展開に。サイドバックもロングボールを送るがうまく昨日しなかった。
④途中交代でも効果的なものはでず、攻めて4-3-3にしてインサイドハーフから打開する展開は見てみたかったところ。

 

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「おかえり熊本、おかえり巻誠一郎」〜2016年J2第13節 ロアッソ熊本戦レビュー〜

jef_review ロアッソ熊本

千葉VS熊本
0前半0
2後半0
2合計0
13シュート7
8GK15
2CK4
11直接FK6
1間接FK3
1オフサイド3
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーエウトンーーーーー

ー井出ーーー町田ーーー船山ー

ーーーー長澤ーー山本ーーーー

ー阿部ー近藤ーーイーー多々良

ーーーーーー佐藤ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

藤嶋
北爪
比嘉
若狭

オナイウ
吉田


【得点】

56′町田 也真人②
74′町田 也真人③

【交代】

72′井出 遥也➡吉田 眞紀人
83′山本 真希➡若狭 大志
90+1′阿部 翔平➡比嘉 祐介

【警告】
34′近藤 直也①
71′長澤 和輝②


<得点ランキング>
町田 也真人③
長澤 和輝②
吉田 眞紀人①
船山 貴之①
山本 真希①
エウトン①
富澤清太郎①
オナイウ阿道①
近藤 直也①
<アシストランキング>
山本 真希①
船山 貴之①
多々良 敦斗①
アランダ①
長澤和輝①
阿部翔平①
若狭 大志①
<警告ランキング>
エウトン③
長澤 和輝②
アランダ①
多々良 敦斗①
山本 真希①
イジュヨン①
若狭 大志①
阿部 翔平①
オナイウ 阿道①
井出 遥也①
近藤 直也①

<超個人的選評>

【23:佐藤優也: 5.5】
ピンチは皆無。相手のコンディションの悪さもあるので何とも言えない。

【27:阿部翔平: 5.5】
やはり井出との相性は余り良くないのか。とはいえいい形で駆け上がる姿はいつもよりも多く見えた。

【3:近藤直也:5.5】
久々のクリーンシート。新システムにもベテランらしく落ち着いた対応。

【24:イジュヨン: 5.5】
ビルドアップ時に真ん中に入り、コンビネーション面では弱点を隠す形で解消。それでもミスは気になる。

【5:多々良敦斗: 5.0】
高い位置でボールをうけられるところにいたが、周囲からなかなかボールが入ってこない。あの位置で仕掛けられるプレイヤーになるか、やはりこのポジションで北爪を見てみたくなる、そんな出来だった。

【6:山本真希: 5.5】
怪我から復帰し、ビルドアップ時はセンターバックの右に陣取り、長短のロングパスを蹴る。長澤ライン、裏、右と選択し広くさばくことができ、熊本の前プレをいなすことができていた。このやり方は、ビルドアップ力向上に向けたひとつの答えかもしれない。

【10:長澤和輝: 6.0】
豊富な運動量で、いろいろな所に顔を出して受けるので、落ち着いてボール回しをすることが出来ている。相手の守備力次第ではあるが、しばらく見てみたいボランチ長澤である。

【8:井出遥也:5.0】
左にいるときは井出のところでカットされるシーンが多く、阿部との連携も未知数だった。右に移ってからはややスムーズに縦を突破できるようになり、得点に貢献。とはいえもう少しやってもらいたいものだ。

【14:町田也真人:7.0】
パスミス、ボールロストが多い前半だったが、後半ジェフの流れになってからボールがこぼれてくる位置にはいって今期2点目。守備もさぼらずやってGKのミスをついて3点目。まさかの現在得点王。コメントを見る限り、掴んだといったようなことを言っているが果たして。

【11:船山貴之:6.0】
サイドでの起用でチャンスメーカーに徹する仕事をまかされ、次第点。攻撃が停滞しがちな多々良よりも、素直に上がってくる阿部の方がやりやすかったか。

【9:エウトン:6.0】
ワントップで役割がはっきりしたので、本人もやり易かったのかもしれない。やはりポストプレイ役があっている。也真人とのコンビネーションもまずまずだが、もう少し前を向いてボールをもらったときのシーンを見てみたい。

【18:吉田眞紀人:5.5】
守備要員で入ってラスト落ち着かせた。前を向いたドリブルシュートは相変わらず魅力的。

【20:若狭大志: -】
クローザー役として投入。

【13:比嘉祐介:-】
今季初出場。最後のでんぐり返しはくどかった。

【関塚監督:6.0】
熊本復帰戦ということもあり、14000人ものお客さんが入った。熊本のコンディションの悪さに助けられたこともあったが、関塚さんも船山をサイドで起用し、エウトン、也真人を中央におく4-2-3-1の布陣はそこそこ成功に終わった印象。エウトンのポストプレイはいき、船山も役割がはっきりして、チャンスメークに徹することが出来た。とはいえまだ連携ミスは多いのだが、長澤&山本コンビによるビルドアップ改善も期待できる。

しかしながら、特筆すべきは巻誠一郎。震災後いち早くFacebookで震災復興の為にスポークスマンの役割を全うし、ジェフとの救援物資便、義援金募集など、いち早くアクションに起こし、形にしていた。子供達の笑顔を取り戻すため、自粛モードになりがちな世論があるなかで、サッカーをするためにいつもクリニックをやっているグランドを解放した。そして約一ヶ月後に、フクアリでJリーグに復帰。相変わらずというか今まで以上に漢の中の漢的な存在感を発揮していた。試合終了後のメッセージには涙がでた。

昔は仲間、今は敵。だが、あの漢がいるチームと戦うときは、真剣勝負以上のストーリーに目がいってしまうのは、しかたがないのかもしれない。でも巻誠一郎の生き様から受け取るメッセージは、背筋がいつもピンとさせられる。少しでも巻のような生き方を日本人がするようになれば、いい国になって行くことは間違いない。

 

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「オナイウの覚醒が唯一の救い」~J2第26節 ロアッソ熊本戦レビュー~

jef_preview ロアッソ熊本

千葉VS熊本
0前半1
2後半2
2合計3
16シュート7
6GK14
10CK2
16直接FK15
4間接FK3
4オフサイド3
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーー  安ーーーーーー

ー谷澤ーーー町田ーーネイツー

ーーー健太郎ーー勇人ーーーー

ー太亮ー富澤ーーキムー金井ー

ーーーーーー高木ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
大岩
栗山
パウリーニョ
佑昌
井出
オナイウ


【得点】
62′オナイウ 阿道②
90′金井 貢史④

 

【交代】

54′安 柄俊→オナイウ 阿道
75′町田 也真人→井出 遥也
84′ネイツ ペチュニク→田中 佑昌

【警告】

 


<得点ランキング>
ネイツ ペチュニク⑩
井出 遥也⑤
キムヒョヌン④
金井 貢史④
パウリーニョ②
森本 貴幸②
大岩 一貴②
オナイウ阿道②
中村 太亮①
田中 佑昌①
水野 晃樹①
町田 也真人①

<アシストランキング>
中村 太亮⑥
ネイツ ペチュニク③
田中 佑昌③
谷澤 達也③
町田也真人②
オナイウ阿道②
キム ヒョヌン①
パウリーニョ①
佐藤健太郎①
森本 貴幸①
安 柄俊①

<警告ランキング>
パウリーニョ⑥
ネイツ ペチュニク⑥
谷澤 達也⑥

金井 貢史⑤
井出 遥也④

中村 太亮③
キムヒョヌン③
大岩 一貴③
高木 駿②

佐藤 健太郎②
町田 也真人②

田中 佑昌①
田代 真一①
岡本 昌弘①
栗山 直樹①
佐藤 勇人①

 


<超個人的選評>

【1:高木駿: 3.0】
本人が一番良くわかっていると思うが、1点目、2点目、3点目すべて高木の判断ミスが招いた失点。1点目を取り戻すべく飛び出したのが2点目だったと思うが、明らかに遅れているし、冨澤がついたのであれば、でてはいけなかった。3点目もあの場面でシュートをうたれることを予測できていない。それ以外はピンチがほとんどなかっただけに、高木にとっては次の糧にしてもらいたいプレイだった。

【15:富澤清太郎: 4.0】
あの何でもないボールを流してしまって失点にしてしまうのであれば、大岩でいい。大岩は少なくとも頭で跳ね返していた。それ以外も斉藤に完全にボールを納められており、なかなか厳しい出来だった。ビルドアップは武器になるものの、太亮とのコンビネーションはいまいち。ただ、コメントでは責任を感じているので、冨澤加入後の勝利をゲットし、好循環にしていきたいものだが。。。

【20:キムヒョヌン:5.5】
斉藤、巻に対して空中戦、地上戦ともに無難な対応をしていた。キムサイドからの失点はほとんどなかったので、今日は次第点。ある程度積極的にサイドチェンジのボールもだそうとしてきているので、ビルドアップの部分での成長も期待したい。最後キムが前に出て空中戦をするシーンは今後の武器になっていきそう。今後も続けてほしいもの。

【17:中村太亮: 6.0】
復帰後、いつもと変わらずパフォーマンスを発揮。やはり谷澤とのコンビネーションは大きな武器となる。2点目は6割太亮のアシストといってもいい。シュミットダニエルの飛び出しでセットプレイはほぼ防がれてしまったが、いいクロスを量産していた。やはり太亮がいないとうちのチームは攻撃を組み立てることができないことを痛感。

【13:金井貢史: 6.5】
オナイウが入ってからの連携は非常に良かった。ビルドアップ面ではネイツとの連携があまりよくないのが気になるが、素直にオーバーラップしてクロスを上げるというプレイに関しては徐々に連携が合っているように感じる。1点目はまさにそういう流れだった。2点目もよく中に入っていたと思う。

【7:佐藤勇人: 5.5】
地上戦でのパスワークに入ってからはそこそこ機能していたが、序盤の空中戦ではなかなかいい形でボールを受けることができず。健太郎とのコンビになってからはパスワークでの改善はみられている。パウリーニョのコンディション次第だが、健太郎とのチョイスでリズムをつくるというチョイスは一つの選択肢としてできたかもしれない。

【16:佐藤健太郎: 5.5】
相手が熊本ということもあるが、中盤の散らす役割としては一程度の成果をだした。ロングボールをあえて入れるプレイも選択肢に入っており、オナイウがはいってからは特にビルドアップ面で機能した。ただ、ゴール前での積極性に関してはシュートも含めてトライしてほしいところ。

【8:谷澤達也: 5.5】
今日は谷澤デー。というか太亮がいるといきいきするということかもしれない。健太郎とのコンビネーションも悪くなかった。対人にそこまで強くない相手であれば、谷澤は無双になる。

【11:ネイツペチュニク:5.0】
全体のパスワーク改善の中、ひとりリズムが合わない感じだったのが気になるところ。前を向いてからのパスの連携が改善されていないのは関塚監督としても悩ましいところかもしれない。前半の決定的なシーンも決めてほしいところ。

【14:町田也真人:5.0】
ポテンシャルを感じるが、なぜか打てるところで打たず、打たなくていいところで打つ。周りとのリズムがなかなか合わない。スルーパスも安と中々合わないところもあり、前半の途中から停滞気味になってしまっている。

【18:安 柄俊:5.0】
中々いい形でボールが入らず、まだ連携不足が否めないところ。ヘディングでもなかなかおさまらず、裏に抜ける動きも安がなかなかしないため、途中から攻撃が停滞した要因を作った。暑さの影響もあるのか、中々フィットするのに時間がかかりそうな印象。

【19:オナイウ 阿道:7.0】
投入後明らかに、リズムが良くなった。ヘディングも競り勝ち、ボールも収まり、チャンスメークもしかり、そしてゴールも決めた。これぐらいのパフォーマンスが続けば、レギュラーは安泰だ。オナイウは前節より覚醒しており、何よりも戦う気持ちが見えるようになってきているのがいい。

【18:井出 遥也:5.0】
也真人がハイリスクハイリターンというならば、遥也はローリスクローリターンといった印象。スーパーサブとして入ったときに、いい形でシュートまで持っていける決定的な仕事をしてほしい。大宮戦での挑戦的なドリブルをもっともっと仕掛けるべきだ。

【6:田中佑昌:5.5】
縦に速い攻撃がはまっている時にはかなりうまく機能することを証明。2点目の起点も作っており、裏に抜ける部分に関しては佑昌の真骨頂でもあり、オナイウとの相性もいいかもしれない。

【関塚監督: 5.5】

 関塚さんが苦しんでいることが良くわかるのが、パウリーニョの控えで、健太郎の先発起用。確かにパウリーニョは精彩を欠いていることは事実であり、ボール回しの面で特にミスが目立つのが気になっている。加えて体力が消耗していることがあるのか、最近はあまり前からというよりもディフェンスラインに吸収される形でボール回しする回数が増えていた。これでは前線での攻撃に厚みがでず、横で回しているだけになって相手も守備陣形が整ってしまうシーンが多かった。そういう意味では健太郎は前に行くこともあり、ロングボールを入れるタイミングも的確で、戦術理解面も含めて、リズムがよくなる印象はあった。とはいえ健太郎の良くないところである、アタッキングサードでの消極的な姿はまだまだ改善の余地はあるだろう。これで連戦が終わるので、ここからスタメンがどのように変わっていくのか、注目だ。

 次はFWの起用。安、オナイウを併用する期間なので仕方がないかもしれないが、安が入っている前半はなかなか機能していないと感じた。とはいえ、いい形で足元で入ればポストプレイはできるので、今の裏に抜けるサッカーにもう少し順応することができるかどうかが、今後の出場時間増大に向けた鍵になるだろう。一方オナイウは前にロングボールを入れて相手のラインを下げる、早く裏を取るというサッカーに徐々にフィットしてきている。ヘディングも強く、ポストプレイもこなせるようになってきており、いよいよ覚醒の予感。得点のシーンも自分のポストプレイからチャンスを作り、2点目も素晴らしい折り返しで金井のアシストをマークした。徐々にオナイウがゴール前に入って自分のスキルを生かすばねの強いジャンプをつかったプレイができてきているのが、本人の中でも徐々に覚醒できていることを感じているのだろう。しばらくはオナイウが期待の星だ。

 失点シーンはもう語っても仕方がないので、高木に再起を願うしかないが、気になるのは冨澤のCB起用。ヘディングを見送った失点のみならず、ビルドアップ面では中途半端さが目立った。個人的な印象としては、J2の執拗な前プレに戸惑っているのではという印象。今後もこういった相手は続くので、シンプルにやるべきところはやらないと今後も危ないシーンは増えていくのではと思う。この状況であればシンプルにプレイをする大岩や栗山の方がいい。ぜひともこのプレイをきっかけに奮起を期待したいものだ。個人的には、守備から入るのであれば、栗山・キムのセンターバックにボランチに冨澤と勇人、トップ下にパウリーニョというやり方も最終的にはあるのではないかと思う。クロージング時にそういう起用に変えるだけでも、相手はやりづらくなるオプションなのではないかと思ったりする。

 磐田がまた負けてくれてまだ9差。残り17試合。8月反攻に向けてわずかな光が見えているが、まだまだ時間がかかりそう。関塚さんはゴール裏に敬礼して帰ったが、選手たちがそこまでの危機感を持ってやれている選手がどれだけ増やせるのか。そういう意識改革が求められている。

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「高いラインの裏を狙いロングボールとトップ下のつけパスのバリエーションでかく乱したい」〜2015年J2第26節 ロアッソ熊本戦プレビュー〜

jef_preview ロアッソ熊本

<安定した守備を見せる熊本。課題は得点力だが焦らず落ち着いて斎藤を抑えたい>

<熊本の成績:19位 6勝8分11敗 得点22(20位) 失点31(13位) 得失点-9>
11 栃木  2-2 クォンハンジン,齊藤
12 大分  0-0  
13 札幌  3-2 齊藤x2,巻
14 岐阜  1-2 齊藤
15 C大阪  0-0  
16 京都  1-2 クォンハンジン
17 長崎  1-0 齊藤
18 北九州  0-2  
19 東京V  2-0 黒木,齊藤
20 讃岐  0-1  
21 磐田  1-1 齊藤
22 群馬  1-1
23 愛媛  2-0 クォンハンジン,齊藤
24 横浜FC  3-0 岡本,嶋田,藏川
25 東京V  0-1  

熊本は千葉対戦後5勝5分5敗と一進一退の戦いを続けている。失点は新外国人シュミットダニエル加入が安定しており、堅い守備を構築できているものの、課題は攻撃。最も要注意人物はチーム得点王で9ゴールを上げている斎藤。ドリブルもあり、遠目から積極的にシュートを打ってくるのでまずはこの男を抑えて行く必要がある。ボランチの高柳と最近サイドバックから良質なクロスを上げる養父がキープレイヤーになるのでしっかりと抑えていく必要がある。戦い方はロングボールとつないでサイドからのクロスを使い分けてくるので落ち着いて対処したい。

<熊本予想スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーー斎藤ーー巻ーーーーー
ー蔵川ーーーーーーーー嶋田ー
ーーーー高柳ーー園田ーーーー
ー黒木ー鈴木ークォンハンジン養父ー
ーーーーーーシュミット  ーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー

<高いラインの裏を狙いロングボールとトップ下のつけパスのバリエーションでかく乱したい>

熊本の失点パターンは高いラインの裏を狙われるパターンとセットプレイでの失点が多い。ジェフはロングボールを多用しているが、オナイウが入ってきてから、裏を狙ってとれる回数は増えてきている。ヘディングの強いクォンハンジンサイドをさけつつ、うまく裏を取れるような攻撃をファーストコンセプトで戦っていきたい。裏を狙っていけばトップ下で受けられる回数も増えてくるはず。この循環を作れていければチームはリズムに乗れていくので、同じ攻撃パターン一辺倒で行くのではなく、複数チョイスで戦える様に意識していってもらいたい。

森本、太亮とケガ人は全体練習に復帰している模様。途中で太亮や森本が入ってくれば、セットプレイでの得点チャンスはぐっと上がってくる。もしベンチに入れば少しは強い頃のジェフが見え隠れするかもしれない。そのためにもじれずに堅い守備、前からのプレスは続けていきたい。

 

<予想スタメン>
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーオナイウーーーーー
ー谷澤ーーー町田ーーネイツー
ーーーパウローー勇人ーーーー
ー大岩ー富澤ーーキムー金井ー
ーーーーーー高木ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
岡本
太亮
田代
健太郎
井出

森本

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