横浜FC

「今期のベースとなる戦い方を示し、今季初のクリーンシート」〜J2第3節 横浜FC戦レビュー〜

jef_review 横浜FC

千葉VS横浜FC
0前半0
1後半0
1合計0
10シュート7
8GK10
4CK5
9直接FK14
2間接FK2
1オフサイド2
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーー船山ーー吉田ーーーー

ー長澤ーーーーーーーー小池ー

ーーーー山本ーーアランダーー

ー阿部ー近藤ーーイーー多々良

ーーーーーー佐藤ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

藤嶋
若狭
富澤
勇人
井出
也真人
エウトン


【得点】

65′船山 貴之①

【交代】

87′山本 真希➡富澤 清太郎
89′船山 貴之➡佐藤 勇人

【警告】
23′アランダ①


<得点ランキング>
長澤 和輝②
吉田 眞紀人①
船山 貴之①

<アシストランキング>
山本 真希①
船山 貴之①
多々良 敦斗①
<警告ランキング>
エウトン②
多々良 敦斗①
アランダ①

<超個人的選評>

【23:佐藤優也: 5.5】
ほとんどピンチがなかったが、イバの飛び出しに対してしっかりとプレッシャーをかけに行ったシーンは勝利に貢献。ラストのコーナーキックのパンチングにいった部分も殊勲。

【27:阿部翔平: 6.0】
サイドからクロスを量産し、ミドルシュートも何度もお見舞いしたことにより、相手にプレッシャーをかけ続けた部分は評価。堅い相手に対して積極的な阿部は左の攻撃での要になっていくだろう。

【3:近藤直也:6.0】
後半の苦しいタイミングでしっかりと体を入れて防いだ後に、シンプルにクリアしたシーンはチームが救われた。速攻の場面での不安はあるが、肉弾戦になったときの信頼度は高い。

【24:イジュヨン: 5.5】
アタック&カバーの判断ミスはいくつかあったものの、途中からは安定した守備となった。気持ちが入ったプレイはみていて心地よく、すくすくと成長していってもらいたい。

【5:多々良敦斗: 6.5】
前半はロングボール中心だったのと、足元でつなぐときに同サイドになりすぎて詰まるシーンが多かったが、後半になってからはサイドチェンジが多くなってきてフリーでもらうシーンは増えて行った。クロスは素早くはないものの、ニアとファーをしっかりと蹴り分けられるあたり、やっと米倉以来の右サイドバックレギュラー定着候補として、信頼を得た試合となった。

【8:長澤和輝: 6.0】
攻撃面では安定した出来だったが、印象的だったのは精力的な守備。徐々にチームコンセプトを理解し、いい形で守備を出来るようになっている。このまま続けば左サイドでのレギュラーはしばらくつづくのではないか。船山や小池など、前線とのコンビネーションが良くなって行くことで、堅い相手を崩す中心選手になっていってもらいたい。

【15:山本真希: 6.0】
前半はミスパスからカウンターを食らう起点となっていたが、後半焦らず何度もしっかりと顔を出し続けることによって、相手は徐々に疲弊して行った。コメントを見るかぎり、ハーフタイムでしっかりと修正しようという意識をしてから改善できるのは、近年のジェフになかったところ。アランダとのボランチコンビがよくなっていくことを期待したい。

【22:アランダ:6.0】
後ろから出て行ってミドルを打とうとする意識が強く、そういったところが徐々にボディブローのように相手の集中力を削っていったと思う。ビルドアップ時も気を使って顔を出す回数を増やし、得点後は落ち着いてボール回し役に徹し、初のクリーンシートに貢献。

【16:小池純輝:5.5】
相手に特徴を理解されていることもあり、攻撃面でフリーランニングをするスペースはなかった。ただ、サイドからクロスを上げる際には、しっかりとペナルティエリア内に入ってくれているのはありがたい限り。オフサイドになったが惜しいシーンを複数演出。

【18:吉田眞紀人:5.5】
初スタメンで気合いが入っていたと思うが、エウトンよりも高い位置で体を張り、相手のラインを下げる役割は果たしていた。ポストプレイも船山、長澤との距離感もよく、試合が進むに連れていいくさびが落とせるようになった。勝利をしたということで、しばらくレギュラーで見てみたい。

【11:船山貴之:7.0】
ようやく船山にゴールが生まれた。フロンターレ時代になかなか点がとれなかったことをひきづっていたらいやだなとおもっていたので、素晴らしいゴールでいよいよ本格的な船山ゴールが量産されることに期待。積極的なしかけを長澤とともにどんどん相手にやってもらいたい。

【15:富澤清太郎:-】
時間が短く、評価外。

【7:佐藤勇人:-】
時間が短く、評価外。

【関塚監督: 6.0】

 前節の敗戦を受けて、好調の長澤、吉田をスタメンに起用。ベンチメンバーはオナイウが外れて、也真人が入った。とはいえ戦い方は基本まずはロングボールを主体とした裏を狙う攻撃でリスクマネジメント重視型の戦い。序盤のロングボールはなかなかFWにいい形で入らず、停滞した試合運びとなったが、相手にも攻撃を作らせないということで、シュート数の少ない序盤となった。原因は、この日スカパーの解説に入った鈴木隆行氏が言っていたが、サイドチェンジするとフリーの選手がいたにも関わらず、結構同サイドでの展開に終始してしまい、ロングボールもあまり効果的ではなかったことが原因だったと言えよう。まず最初はということで蹴っているのはうなずけるのだが、もう少し早くつないで崩す方に重心をおいても良かったのかもしれない。ただ、相手に脅威となるような攻撃をされた訳ではないので、ゲームを殺すことが出来たと言えば出来た。そこはある程度の狙いは出来ていたのかもしれない。

後半になると、横浜FCのサイドを捨てる守備に気づいたのか、しっかりとサイドチェンジをつかってサイドの奥まで崩す展開に。徐々にチャンスが増えて行き、65分にようやくしとめる展開となった。阿部のクロスは天下一品だったが、多々良側のクロスで点がとれたのはチームに取って大きなことだ。小池のクロスはニアに入りがちだったので、ファーにどんと蹴れる多々良というオプションは攻撃にいっそうバリエーションが増えて行くだろう。得点を取った後は危なげないつなぎを展開してしっかりとクロージングして行く展開に。相手もプレスをかけてこないこともあり、楽な展開だったと言えるだろう。ただ、こういう展開になるとしっかりとつないでゲームを落ち着かせることができるメンバーになっているのは大きな話。今日の戦い方はしばらく今後の戦い方のベースとなっていくだろう。次の課題は、1-0になってから、どうやって追加点を取るか、交代の選手を入れて活性化することが出来れば、チームはベースアップしていくだろう。暖かくなるまでにそういったところが見えてくると期待できる。

ところで鈴木隆行氏は初解説だったのではと思うが、すごく本人のサッカー感が見えるような解説で面白かった。ジェフにいたこともあって解説し易かったのではと思うが、ちょうどいい感じでダメだししてくれるところ、いいところはいいとほめるところ、コーチング力が高そうな解説だったので、今後戸田さんのような解説者になってくれることを期待したい。本人はコーチ希望だと思うが(笑)

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「2°の成長線でようやく勝ち点3をゲット」~2015年J2第30節 横浜FC戦レビュー~

jef_review 横浜FC

千葉VS横浜FC
0前半0
1後半0
1合計0
14シュート8
7GK10
9CK6
15直接FK16
2間接FK2
2オフサイド2
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーオナイウー松田ーーーー

ー井出ーーーーーーーネイツー

ーーー健太郎ーー勇人ーーーー

ー太亮ー富澤ーーキムー金井ー

ーーーーーー高木ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
大岩
栗山
佑昌
谷澤
森本


【得点】
90+5′松田 力②

【交代】

62′井出 遥也→谷澤 達也
76′オナイウ 阿道→森本 貴幸
85′佐藤 勇人→栗山 直樹

【警告】

26′松田 力①
69′佐藤 健太郎④


<得点ランキング>
ネイツ ペチュニク⑪
井出 遥也⑤
キムヒョヌン④
金井 貢史④
パウリーニョ②
森本 貴幸②
大岩 一貴②
オナイウ阿道②
松田 力②
中村 太亮①
田中 佑昌①
水野 晃樹①
町田 也真人①

<アシストランキング>
中村 太亮⑧
ネイツ ペチュニク③
田中 佑昌③
谷澤 達也③
町田也真人②
オナイウ阿道②
キム ヒョヌン①
パウリーニョ①
佐藤健太郎①
森本 貴幸①
安 柄俊①
井出 遥也①
<警告ランキング>
谷澤 達也⑦
パウリーニョ⑥
ネイツ ペチュニク⑥
金井 貢史⑤
井出 遥也④
佐藤 健太郎④

中村 太亮③
キムヒョヌン③
大岩 一貴③
佐藤 勇人③

高木 駿②

町田 也真人②
田中 佑昌①

田代 真一①
岡本 昌弘①
栗山 直樹①
森本 貴幸①
松田 力①

 


<超個人的選評>

【1:高木駿: 6.5】
前半の相手の攻撃をしっかり最後に鍵をかけ、反撃の流れを作った。後半も落ち着いたプレイで3試合ぶりのクリーンシートを実現。

【15:富澤清太郎: 5.5】
ようやくロングボールを入れるタイミングが前線とあってきた。サイドチェンジだけでなく、前線の裏に入れる回数が増えてきており、今後どんどん良くなってくる予感。健太郎出場停止によるボランチ試運転もロングフィードが持ち味のプレイを発揮した。

【20:キムヒョヌン:5.5】
徐々にサイドチェンジのボール精度は上がってきている。守備面でも富澤のラインコントロールに呼応し、目立ったミスは少なかった。

【17:中村太亮: 6.5】
FKの精度は最初悪かったが徐々にあってきて、決勝点のアシストをマークリスクマネジメント型でオーバーラップの回数は減っているが、後半ペチュニクに送ったパスも冷静かつ正確だった。

【13:金井貢史: 5.5】
空中戦では安定のガッツあふれるプレイをアピール。攻撃面では上がる回数が減ってきているので、物足りないイメージもあるが。守備面は前半ボールを何度もいれられて苦しい場面が多かった。

【7:佐藤勇人: 5.5】
守備面では寺田を話さず、しっかりと仕事をした。攻撃面でも何度かボールを受けるシーンをつくり、そのシーンでは大きなチャンスになりかけている。毎試合1度大きなチャンスをつくるのでそろそろ決めてほしいところ。

【16:佐藤健太郎: 6.0】
FWからのポストプレイ後のサイドチェンジが要所要所で効いてきている。攻撃面では少しずつではあるが、顔を出すシーンも増えてきており、ペナルティエリア内にドリブルを仕掛ける「めずらしい」シーンも。ただミドルシュートが入らないのは、健太郎がまだ持っていない男ということ。

【26:井出遥也: 5.0】
前半はFWにボールが収まらないところで、ビルドアッパーとして時間を作ってもらいたかったが、谷澤のようにうまくゲームメイクができなかった。後半になって徐々にリズムが出てきたが、短い時間での交代となった。リトリート気味になったときにボールをもらう位置が低いと中々いい形でボールに絡めないのが井出の今後の課題かもしれない。

【11:ネイツペチュニク:6.0】
何度か決定的なシーンを外す残念なプレイもあったが、基本的にはいい形で攻撃に絡んでいた。森本に送ったダイレクトパスはFW森本とのコンビネーションから生まれているものであり、前線にでてからも迫力はあるので、貴重なプレイヤーであることは間違いない。

【38:松田力:6.5】
前半はオナイウとの相性もそこまで良くなかったこともあり、中々いい形でボールを受けることができず。またリトリート気味になったときの守備はまだ徹底されていないところもあり、後ろからロングボールを何度もいれられる形をつくられてしまったところは反省点。森本が入ってからは右サイドに回ったが、そこでの絡みはそこまでなかった。ただ、がんばりやさんのところは今後伸びしろがある証拠であり、ゴールへの嗅覚は今後も期待していきたいところ。

【19:オナイウ 阿道:5.0】
ポストプレイ、守備とそこそここなせるようになってきたが、やはりまだ伸びしろを感じる出来。シュートシーンは惜しい場面もあり、思い切りよく、冷静に打っていってもらいたいところ。ライバルがたくさん出てきていることもあり、正念場だ。

【8:谷澤達也:6.5】
出場後なかなかボールに絡めなかったが、ペチュニク→森本へつながったビルドアップ&スルーパスは真骨頂その1。その後のパクテホンを退場に追い込んだプレイも真骨頂②.ここで横浜FCの勝ちをかなり遠ざけた。井出とのレギュラー争いは今後も続いてほしいが、ヤザワールドはここに顕在という試合だった。

【9:森本貴幸:6.0】
相手が疲れてきたということもあり、ポストプレイはかなりいい形でハマっており、終盤の上昇気流のきっかけをつくった。しかしペチュニクからのプレゼントパスはおもいっきり打ってほしかった。ここら辺がエースとして一皮むけないジェフらしさを身につけてしまっている不安が。。

【24:栗山直樹:5.0】
富澤ボランチ起用に向けての出場だったが、無難にこなす。ただミスはなくしてほしい。

【関塚監督: 6.5】

 スタメンは長崎戦と同じ。序盤はリトリート気味にロングボール主体で相手の裏を狙う戦術をとったが、相手のFWのメンバーチェンジ、特に寺田を前線で使う戦術にてこずった。リトリートに守るジェフに対して、最終ラインでボールを奪った後、ダイアゴナルラン、サイドバックからのオーバーラップなどから、ジェフのCBとSBの間を狙い続ける戦い方にてこずり、何度も危ないピンチを作られた。しかし今日は高木が何度もセーブし踏ん張った。途中から相手のリズムも停滞し、後半へ。

 後半は、ジェフの序盤の戦い方をベースに前からしっかりプレスに行き徐々にリズムをつかんでいく。特に谷澤、森本とつぎつぎとメンバーを交代し、一気にジェフのペースとなった。しかしながら中々一点が入らない。富澤を前に上げる起用もあり、谷澤の退場誘引もありながらも、得点は入らず。しかし、ドラマは最後に待っていた。太亮がニアに放ち続けていたCKは大久保をブロックした森本の上を通過して、松田へ一直線。そこを冷静に決めて当千金の決勝点。こんな劇的な試合は久しぶりの展開。久々の勝ち点3をゲットした。

これでリーグ戦8月は2勝2分。現実的なリトリート×2トップ戦術をとりいれてから、失点は1失点以内に収まり、徐々に得点の機会も増えてきている。新加入の選手も徐々にフィットしだし、富澤のビルドアップ&ロングフィード、松田の裏への抜けだしなど、ジェフがかけていたピースが埋り、機能し出した。大岩を入れた3バック、富澤のボランチなどさまざまなバリエーションも試し出しており、序盤のアグレッシブな守備をけん引していた森本とパウリーニョの故障に目途が立てば、序盤のアグレッシブな守備戦術と、暑さ対策の冷静なリトリート戦術を使い分けて、堅いチームになっていきそうなにおいがようやくしてきた。天皇杯で2週間あくが、去年天皇杯で活躍した高木、オナイウ、田代のように新たな選手がアピールする伸びしろも含めて、9月以降のチーム力アップを期待したいところだ。

チームの成長は劇的に良くはならないが、2°ぐらいの角度で良くなってきている。ついに勝利を手にしたが、まだまだ安定した戦いはできていない。残り12試合、ジェフの「熟成」を見届け、一縷の望みをつなげていきたい。

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「群雄割拠。新加入選手によって活性化されたレギュラー争いは結果を出す選手で固めていってもらいたい」〜2015年J2第30節 横浜FC戦プレビュー〜

jef_preview 横浜FC

<6連敗中、大量失点、得点力不足とどん底の横浜FC。序盤、中盤としっかりと得点を加点し、課題の複数得点を狙えるか>

<横浜FCの成績:16位 9勝8分12敗 得点25(21位) 失点45(21位) 得失点-20>
12 讃岐  1-2 パクテホン
13 大分  1-1 小池
14 北九州  1-0 大久保
15 岡山  0-0  
16 愛媛  0-3  
17 岐阜  3-2 大久保x3
18 京都  2-1 松下,小池
19 大宮  0-3  
20 水戸  1-0 三浦
21 札幌  0-0  
22 C大阪  0-0  
23 岐阜  1-0 小池
24 熊本  0-3  
25 大宮  0-3  
26 水戸  0-2  
27 長崎  0-2  
28 東京V  1-6 黒津
29 栃木  1-2 松下

横浜FCは千葉との対戦後、4試合クリーンシート達成と守備面での整備が出来ていた時期もあったが、最近は6連敗中と泥沼の状態にある。その6連敗中の中に4試合連続無得点と攻撃面で手詰まりの状態にあり、総得点数は讃岐に次いで25得点の状態。失点も東京V戦で6失点するなど、厳しい状態だ。フォーメーションは4−4−2、攻撃の起点は相変わらず寺田が担い、サイドを起点とした得点パターン。大久保がターゲットマンであり、中島がクロッサーとしてアシスト役を担う。そこのメンバーをしっかり抑えることが出来ればといった感じだ。相手は停滞気味ということもあり、落ち着いてミスなく守備をすることができるかどうかが、この試合の鍵となるだろう。

<横浜FC予想スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー
ーーー小野瀬ーー大久保ーーー
ー小池ーーーーーーーー松下ー
ーーーー寺田ーー中里ーーーー
ー中島ー野上ーパクテホンー市村ー
ーーーーーー  南 ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー

<群雄割拠。新加入選手によって活性化されたレギュラー争いは結果を出す選手で固めていってもらいたい>

前節は松田の好パフォーマンスが光ったが勝ちきることが出来ず。課題は2点目をしっかりとって逃げ切ることが出来るかどうかという段階まで進んできているが、やはり結果を出す選手でレギュラーを固めることができるかどうかに残り試合かかってくるだろう。松田のライバルである森本やもう少し結果が欲しいオナイウ、新加入ながらまだアピールに乏しい安によるFWの2枠争いは注目だ。横浜FCはラインを高めに設定しているので、シンプルに裏を狙ってカウンターという攻撃スタイルははまってほしいところだが、その際にどの2枚を使うかどうか、ここは一つ注目ポイントだ。前節同様オナイウをしっかり使った欲しいところではあるが、森本と松田のコンビも見てみたいところだ。

また、二列目のサイドもレギュラー争いが激しくなっている。前節谷澤からスタメンを奪った井出はアシストをマーク。だがその後はいいリズムを作れることが出来ず、同点に追いつかれてから谷澤に交代されている。ボランチも、W佐藤が盤石という訳ではなく、キャプテンパウリーニョが虎視眈々と狙っている。DFも前節大岩が3バック要員として投入されまずまずの結果を出しており。レギュラーは流動的といったところか。

練習ではリスタートからシュートまでの時間を短くし、いかに早くフィニッシュワークまで持っていけるかを重視するトレーニングをしているようなので、高くラインを設定する横浜FCに対して、松田を中心にいかに裏をたくさんとることができるかどうかが、焦点になってくるだろう。

2位以下は決して盤石なチームがいる訳でもないので、この産みの苦しみを超えることが出来れば、9月以降台風の目に慣れる可能性も出てきている。リトリート型の戦いにめどが立てば、涼しくなってきたときに前プレサッカーを再びやることも可能だ。厳しい暑さが続くが、なんとか相性のいい相手に久々の勝ち点3を奪ってきてもらいたいものだ。

<予想スタメン>
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーオナイウーー松田ーーーー
ー井出ーーーーーーーネイツー
ーーー健太郎ーー勇人ーーーー
ー太亮ー富澤ーーキムー金井ー
ーーーーーー高木ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
岡本
大岩
栗山
パウリーニョ
佑昌
谷澤
森本

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「スカウティングを体得し、見事に実現したチームの勝利」 〜2015年J2第11節横浜FC戦レビュー〜

jef_review 横浜FC

千葉VS横浜FC
1前半0
2後半0
3合計0
13シュート6
7GK10
5CK0
20直接FK21
1間接FK7
0オフサイド4
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーー ネイツ  ーーーーー
ー谷澤ーーー町田ーーー井出ー
ーーー健太郎 ーパウロ  ーーー
ー太亮ー大岩ーーキムー金井ー
ーーーーーー高木ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
田代
北爪
伊藤
佑昌
水野
オナイウ


【得点】
17′金井 貢史③
53′中村 太亮①
90+2′田中 佑昌①

【交代】
60′ネイツ ペチュニク➡オナイウ 阿道
71′井出 遥也➡田中 佑昌
84′町田 也真人➡田代 真一

【警告】
72′田中 佑昌
80′中村 太亮

 


<得点ランキング>
ネイツ ペチュニク⑤
井出 遥也③
キムヒョヌン③
金井 貢史③
パウリーニョ②

森本 貴幸①
オナイウ阿道①
中村 太亮①

田中 佑昌①
<アシストランキング>
ネイツ ペチュニク③
田中 佑昌③
中村 太亮③
谷澤 達也②
キム ヒョヌン①
パウリーニョ①
<警告ランキング>
谷澤 達也③
高木 駿②
キムヒョヌン②
中村 太亮②

金井 貢史①
井出 遥也①
ネイツ ペチュニク①
パウリーニョ①
佐藤 健太郎①
田中 佑昌①

 


<超個人的選評>

【21:高木駿: 5.5】
ピンチらしいピンチがほとんどなく、無難な処理に終始。後半ゆっくりビルドアップするときに落ち着いてボール回しに参加し、二試合連続のシャットアウトに微力ながら貢献。

【2:大岩一貴: 5.5】
相手の執拗な左サイドからの攻撃に押し込まれるシーンが続いたが、要所要所は体をはってしのぎ、無失点試合を達成。しっかりラインコントロールをしていたものの、課題のビルドアップはいい形で縦パスが入らないシーンが散見された。

【20:キムヒョヌン: 6.0】
大久保に対してヘディングでしっかり応戦し、無効化することに成功。セットプレイではまた惜しいシュートを放ち、チームのストロングポイントとなりつつある。

【17:中村太亮: 7.0】
セットプレイはもはや我々のストロングポイントになりつつある。そのバリエーションに直接FKが仲間入りしたことはチームにとっても非常に大きいのではないだろうか。あの柔らかいシュートを打つことが出来ることは正直見たことがなく、あのキックができると相手もゴール前でのファールはしづらくなるだろう。これでセットプレイからの得点は7点目。課題の守備面を改善するように関塚監督からコメントがでているが、後半左サイドから執拗に攻められたところはじっくりと改善してもらいたい。

【13:金井貢史: 7.0】
本人がコメントしている通り、スカウティング通りに大外を狙って先制ゴールをゲット。本人はネイツ、キムの陰に隠れてずっと狙っていることもあり、ようやくセットプレイでの得点となった。大岩も含めて4人がしっかりと得点に絡めるようになってくると、チーム最大の武器として機能していくだろう。守備面では井出とうまく連携し、ほとんど右サイドからクロスを上げられることはなかった。金井はチームの武器になりつつある。

【16:佐藤健太郎: 6.5】
パウリーニョに対するバランサーとして中央からの侵入はほとんど許さなかった。太亮、谷澤との連携も昨年以上に良くなってきており、谷澤が欲しいところでうまく縦パスを入れられるようになってきている。後半田代が入ってからの前線でのチェイシングはいい感じでクロージングモードに導いてくれており、時折前線に出て行く回数も増えてきており、このチームでやるべきことが明確になってきている。

【5:パウリーニョ: 7.0】
谷澤のコメントにもあったが、谷澤や太亮、町田が積極的にしかけられるのはパウリーニョがいるおかげ。ボールを失ってしまったところでもしっかりとファーストディフェンダーとして攻撃の芽を摘み取ることが出来ている。さらに2点目のFKの場面でも太亮が決めそうだということを感じ取って自分サイドでのキックを譲るあたりもキャプテンとしての千里眼をもっている。

【8:谷澤達也: 8.0】
得点はしなかったものの、ボールを受けてから何度も反転して相手を脅かすプレイに終始。対面の市村に対しては何度も抜ききるシーンを演出し、レッドカードに追い込んだところで勝負あり。その後もロングボールを華麗なタッチでボールを処理していくなどチームに攻撃のリズムを与え続けた。なんどかパスして欲しかったところもあるが、「いじられている」せいで自分で得点したかったこともあっただろう。連戦による疲れで左サイドの守備がおろそかになっているところは課題だが、「ジェフに谷澤あり」を示した試合だった。

【26:井出遥也: 6.0】
攻撃面ではあまり目立った活躍はなかったが、今日は守備面で地味に貢献し続けた。ほぼ相手の左サイドの攻撃をしっかりとブロックし、決定的なクロスを中島に上げさせなかった。攻撃面では早めに先制されてロングボールを蹴る展開となったところでセカンドボールをうまく拾えなかったところは残念だったが、裏に抜け出していく動きは今後も続けてほしい。裏に飛び出したシーンはしっかりとファールを取ってほしかったところだったが。

【14:町田也真人: 6.0】
スカウティング通りファーストプレイでダイレクトプレイでしっかりと崩したシーンは圧巻。あそこで点がとれていれば町田がヒーローだった。その後も動きの悪いネイツの代わりにしっかりと前から守備をしていってチームに貢献。ロングボールを入れてセーフティな展開だったためなかなか町田好みのパスが来なかったが、チームファーストのプレイに終始し、チームにリズムをもたらした。井出、佑昌、町田とのレギュラー争いとなるだろうが、町田は間違いなくチームにアクセントをもたらせる唯一無二のタイプとなるだろう。

【11:ネイツペチュニク: 5.0】
前半決定的なチャンスを2つはずし、守備面でも披露からかいい形で守備が出来ていなかった。空中戦も相手がかなりタイトに守備をしてくるタイプだったこともあり、いい形でボールをおさめることが出来ず初の途中交代。日本特有の暑さは東欧にはないと思うのでこの気候になれないと、しばらく停滞する可能性もありそうだ。

【19:オナイウ阿道:4.5】
今日はアピールすべき千載一遇のチャンスだったはずだが、相手のタイトなマークに苦しみ、ほとんどボールをおさめることが出来なかった。びっちりつかれてしまうとオナイウはうまくボールをおさめられないことを露呈してしまった。空中戦もボールの落下点をうまく探せていない模様で、まだまだ修行が必要そうだ。3点目もしっかりと自分が決めておきたいところ。

【6:田中佑昌: 7.0】
今日は途中交代で大きく貢献。谷澤のガス欠にあわせて左サイドに回り相手の執拗な太亮狙いのカバーに入る。攻撃面でも相手が前係なところもあるので裏をしっかり狙って何度もカウンターチャンスを演出。最後はしっかりと今期初得点をマークしクロージングに貢献。貴重なスーパーサブであり、前線からの守備、カウンター狙い、サイドバックのバックアップなど貴重な交代選手になりつつある。

【3:田代真一:6.0】
パウリーニョと健太郎を間で取ったような役割ができることがわかってきた。パウリーニョがスペースを埋めたときにしっかりと前からいくことができ、ボールをもらってシンプルにさばく健太郎のような役割も可能。最後に前からボールを取って3点目を演出し、勇人がいない貴重なバックアップとして計算がたちつつある。

【関塚監督: 7.0】
 先発は佑昌➡井出以外は変わらず。ただ戦い方は熊本戦とそんなに変わっていなかった。相手のストロングポイントである寺田は左サイドに入ったがそこと中里のラインをしっかりと前からプレスをかけほとんど中里を前に向かせなかった。さらにセットプレイもしっかりスカウティングしているところを見ると、今後もセットプレイは大きな得点源になっていきそうな予感がする。こういった狙いがしっかりとチームに落とし込めて、狙い通りに戦えているのはオリンピックを経験したコーチ陣の努力の賜物だということが伝わる試合だった。

 攻撃のための守備だとチーム全体がわかっているため、前から積極的にいきファールをもらい、サイドでコーナーキックをもらい、セットプレイで得点をしていくという好循環が出来つつある。もちろん太亮サイドのウィークポイントを相手が10人にもかかわらず狙われ続けたところは課題として残るが、それでも佑昌や田代を配備して0で抑えきるところは監督の采配による部分も大きい。

 これでクリーンシートは7試合目。J2最多クリーンシートをマークしており、ここがチームの原動力といって間違いない。これで再び自動昇格圏内に返り咲いた。

 森本の怪我でネイツに負荷がかかりすぎており、代役のオナイウも機能せず、トップの機能不足は見えているものの、他の選手でしっかりとカバーしているところは心強い。途中からはすこし体力温存を意識した戦い方も出来ており、少し王者のような戦い方もできているのは過去J2時代になかった姿だ。連戦も残り2試合、ここで連勝を重ねて、ライバルに差を付けていきたい。

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