ギラヴァンツ北九州

「後半の守備の意思統一が急務」〜2015年J2第32節 ギラヴァンツ北九州レビュー〜

jef_review ギラヴァンツ北九州

千葉VS北九州
1前半0
0後半3
1合計3
8シュート15
8GK8
2CK4
11直接FK11
0間接FK3
0オフサイド2
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーー松田ーー森本ーーーー

ーネイツーーーーーーー水野ー

ーーー健太郎ーーパウローーー

ー太亮ー富澤ーーキムー大岩ー

ーーーーーー高木ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
栗山
金井
佑昌
谷澤
井出


【得点】
40′森本 貴幸④

 

 

【交代】

72′水野 晃樹→谷澤 達也
81′森本 貴幸→田中 佑昌
90′パウリーニョ→安 柄俊

【警告】

 


<得点ランキング>
ネイツ ペチュニク⑪
井出 遥也⑤
キムヒョヌン④
金井 貢史④
森本 貴幸④
パウリーニョ②
大岩 一貴②
オナイウ阿道②
松田 力②
中村 太亮①
田中 佑昌①
水野 晃樹①
町田 也真人①

<アシストランキング>
中村 太亮⑧
ネイツ ペチュニク④
田中 佑昌③
谷澤 達也③
町田也真人②
オナイウ阿道②
キム ヒョヌン①
パウリーニョ①
佐藤健太郎①
森本 貴幸①
安 柄俊①
井出 遥也①
<警告ランキング>
谷澤 達也⑦
パウリーニョ⑥
ネイツ ペチュニク⑥
金井 貢史⑤
井出 遥也④
佐藤 健太郎④

中村 太亮③
キムヒョヌン③
大岩 一貴③
佐藤 勇人③
高木 駿②

町田 也真人②
田中 佑昌①

田代 真一①
岡本 昌弘①
栗山 直樹①
森本 貴幸①
松田 力①

 


<超個人的選評>

【1:高木駿: 4.5】
何度もファインセーブがあったものの、あの流れを逸する飛び出しは修正すべきところ。あのタイミングでは受け手の原ということもあり、戻っていく仕草も必要なタイミングだった。飛び出しのマネジメントは高木の長期的課題だ。

【15:富澤清太郎: 4.5】
富澤自身のスピードの問題もあるが、富澤の周辺でピンチになる場面は多かった。センターバックでの起用が続くが、個人的にはボランチで出しておいたほうがリスクが少ないのではと思う出来。本人がまじめな性格ということもあり、思い悩んでいるのか、プレイに迷いが見える。

【20:キムヒョヌン:5.0】
天敵小松塁に対して、ハードワークで抑えていたものの、最後はフリーにしてしまった。裏に抜けるタイプのプレイヤーに対してはチームでどういった連携をしていくか改善が急務だ。

【17:中村太亮: 5.0】
上がる回数を減らしているものの、リスクマネジメントは出来ていない。特に後半体力が消耗してきてからはかなり左サイドからの突破が多かった。狙われているということもあるが、どのように守備をしていくべきか。そろそろしっかりとメスを入れないと繰り返すだろう。

【2:大岩一貴: 5.5】
太亮を上がり目にする布陣でほとんどオーバーラップすることはなかった。しっかりとふたをすることが出来ていたとは思う。ビルドアップ面では相手のプレスにやや手こずっていた。2失点目は小松についていてほしかったが。。

【5:パウリーニョ: 5.5】
途中まではボランチに対してしっかりとボールをゲインしてショートカウンターのきっかけをつくっていた。ただ、試合慣れしていないからか、体力面に難があることをこの試合でも見せた。2失点目はもう少しプレスをかけにいってもいいし。それ以外のシーンでも守りきるのか、攻めるのかチーム内がバラバラのまま試合が進んでおり、キャプテンが判断しなければ行けないタイミング。しっかりと話をしてもらいたいところだ。

【16:佐藤健太郎: 6.0】
天皇杯を挟むと久々のスタメンでの出場だったが、ボールをもらってから縦パスを入れるタイミングが早くなり、攻撃面でのスイッチ役として機能していた。裏に入れるタイミングも良くなってきており、個人的には伸びしろを感じる出来だった。守備面では周りがちぐはぐの中冷静にスペースを埋める働きをしており、全体のコンディションが不安定の中、安定した出来だったともいえる。

【29:水野晃樹:5.0】
久々の先発で、守備面ではようやくチームの戦術理解にあったプレイになってきているものの、持ち前のサイドアタックはなりを潜めた。前線の二人との連携もいまいちで、持ち前のクロスはなかなか出てこなかった。ネイツは左でもそこそこやれるのを考えると、水野の奮起は期待したいところだが。。。

【11:ネイツペチュニク:5.5】
左サイドでのプレイも淡々とこなしていたものの、囲まれると無理するところは本人の持ち味なので仕方がないところか。森本へのアシストは素晴らしいパスだったことを考えると、ミスをしてもチャンスメークするために行くネイツを信じるしかないということか。周りのサポートもなくなってくると良さを失うので、起用場所も含めて難しいプレイヤーだ。あのチャンスを決めていれば一気にヒーローだったので、サッカーとは難しいものである。。

【38:松田力:5.5】
守備面では前節に引き続きすばらしい出来。後半の途中まで堅く締められるのは彼の守備の賜物である。ただ、森本が退き、体力が消耗してくる後半になってからは何か対策が必要だ。

【9:森本貴幸:6.5】
ついに森本が開花したか。ノートラップで打ったゴールは右隅に転がり、2試合連続ゴール。徐々にコンディションは上がってきており、あとは90分持つ体力に戻ってきてほしいところ。今節も森本が退いてから防戦一方になってしまった。

【8:谷澤達也:5.0】
久々の登場で、太亮を生かす役割に奮闘しようとしていたが、周りの体力の消耗により、なかなかいいシーンを作ることが出来ず。ドリブルの切れを見ていてもコンディションがまだ戻ってきていない可能性を感じる出来だった。

【6:田中佑昌:5.0】
攻撃の奮起ということでの登場だったが、なかなかボールが回ってこず、守備に追われる展開が多かった。

【18:安 柄俊:-】
プレイ時間は短く、評価外。

【関塚監督: 5.0】

 健太郎が出場停止明けでどういった布陣になるのか注目だったが、ボランチは健太郎、パウリーニョのコンビで、富澤がCBに復帰。好調と言われていた水野が右サイドに入り、ネイツが左という布陣となった。序盤は北九州の強力な攻撃陣に対して、タイトに守備を行い、風間に仕事をさせない守りかたが出来ていた。対するジェフはロングボールで裏に出す、健太郎を中心に縦パスを入れてビルドアップをもくろむ2択で戦いを進め、徐々にジェフの流れになっていくタイミングで待望の森本ゴールが生まれた。ネイツが出したパスも秀逸だし、森本の判断も素晴らしかった。

しかし、後半に原のスーパーゴールが生まれてから、雲行きが怪しくなる。同点に追いついたことで勢いを増した北九州に対して、攻撃でのちぐはぐが目立つジェフ。ボールを奪ってもビルドアップの時点でパスミスが目立ち、ボールロストからすぐに攻撃されてしまう嫌な展開へ。ここから修正できずにボディブローのように攻撃を喰らい、高木のセーブもあったものの87分についに万事休す。その後も覇気はなく、追加点も許す最悪の展開となってしまった。

 しかしながら、試合後のコメントにズレが生じているのがすごく気になるところ。

富澤は「後半も前半みたいに外して前線にボールを入れられれば相手が引く。リードしていたので、良い形で押し込めれば失った後に良い準備が出来る。前半に出来ていたことが出来なかった」
太亮は「裏に出て行く意識はいいと思うのですが、誰かが引いてきて時間を作らないと行けない。全部、裏でやるのは難しいので」
キムは「相手のプレッシャーがあったので、蹴ってしまった。本当はつなぎたかったのですが」
松田は「もっと受けられます。コミュニケーションはしていて、DFがアイコンタクトをしてボールが欲しいと合図を送っていた。でもなかなか出てこなかったです。もっとシンプルに前に入れても面白いかなと思うけど」

特に、後半に失点してからの戦い方はちぐはぐだったことが明らかにわかる。健太郎が入ったことでややつなぎ気味になったことは事実だが、それでも前半は太亮から森本にシンプルにパスを出したり、松田にくさびのパスは入っていた。ただ、後半になってからつなぐ意識が強くなりすぎたのか、変なボールロストが多かったことも事実。そのときに、富澤はシンプルに裏に、とコメントしているし、キムは逆に蹴らされたというコメントの仕方もしている。太亮はおそらくもう少しつながないと体力が消耗していくことを懸念しているようなコメント。松田はもっと裏に蹴ってほしい。この状態だとなかなかうまく行かないということを露呈した試合となった。

個人的には同点に追いつかれた後の戦い方に関しては、谷澤を投入した時点でつなぎにいくメッセージで、ネイツの惜しいシュートにつながっている。その後の佑昌投入も裏にも蹴れという話でもあり、両方やれってことだったのかもしれない。ただ気になるのはそのときの守備の入り方だ。つないでいるところも低い位置でつないでいるので、取られた後、ラインを上げられないシーンが多かった。一度思い切って蹴って、やや前から守備に入るというシーンは確かに少なかった。森本が退いたことで、一度蹴ってそこから前から守備をし直すことが出来なくなっているのが今の現状かもしれない。パウニーニョ、富澤あたりのガス欠も気になるところ。個人的には攻撃というよりも後半、体力が消耗してからの守備の構築方法は再考の余地がありそうだ。京都、北九州と80分代から防戦一方になっており、改善が急務だ。

勝てばプレーオフ圏内だったのだが、是で8位に転落。東京V、愛媛と勝てなかったので詰め寄るチャンスだったが、もはや相手のことを気にしている場合ではなくなっている。後半の戦い方に修正を入れないと、このままズルズルと転がり落ちる可能性もある。プレイオフに入るためにも、残り試合、みんなが一つになる姿を期待したい。

↓↓クリックお願いします↓↓

にほんブログ村 サッカーブログ ジェフユナイテッド千葉へ
にほんブログ村

「問われるのは決定力。北九州に先制される前に得点をとれるか。セットプレイが鍵。」〜J2第32節 ギラヴァンツ北九州戦プレビュー〜

jef_preview ギラヴァンツ北九州

<ジェフの鬼門となりつつある北九州。強力2トップの勢いをしっかりととめられるか>

<北九州の成績:18位 12勝4分15敗 得点36(7位) 失点42(17位) 得失点-8>
16 大分  2-1 H 小松,原
17 水戸  2-1 A 小手川,井上
18 熊本  2-0 H 原x2
19 札幌  1-1 A
20 岡山  2-3 H 小松,小手川
21 金沢  1-1 H
22 福岡  2-4 A 井上,小手川
23 徳島  1-0 A 井上
24 東京V  0-1 H  
25 札幌  1-1 H
26 讃岐  0-1 A  
27 大宮  1-2 H 井上
28 岡山  1-0 A 川島
29 熊本  1-0 A 井上
30 水戸  2-2 H 小松,渡
31 岐阜  0-1 A  

北九州は千葉対戦後も持ち前の得点力を生かし、無失点に終わった試合はわずか3試合。得点ランキングも7位につけ、攻撃力に定評があるチームとなっている。2トップの小松、原がそれぞれ9点ずつマークし、両サイドの井上が5得点、小手川が4得点、そして途中出場の渡も4得点と前線の選手がどこからでも得点をとれるチームとなっている。

後からつなぎつつ、隙を見て裏にボールをけり、高いボールは小松が体で抑え、裏への抜け出しを原が対応する。後半戦になってからも裏への抜け出しでゴールするシーンが多く、特にいい位置でボールを奪われたときの裏へのケアは十分に注意が必要だ。

北九州戦は、ボランチのプレスをかわされた後、裏のスペース、バイタルエリアのスペースにケアできず、失点をしている。序盤よりもややリトリート気味に構える戦い方になっているので、そういったシーンは少なくなるかもしれないが、風間にボールがわたったときにあせらずおちついてケアできるかがポイントになるだろう。またキムと栗山コンビがしっかりと裏へのケアができるか。高木との連携も注目だ。

<北九州予想スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーー小松ーー原ーーーーー
ー井上ーーーーーーー小手川ー
ーーーー加藤ーー風間ーーーー
ー川島ー前田ーー西嶋ー星原ー
ーーーーーー阿部ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー

<問われるのは決定力。北九州戦に先制される前に得点をとれるか。セットプレイが鍵。>

5試合連続先制ゴール。松田の加入により攻撃は活性化し、先制できるチームにはなっている。しかし、追加点が奪えない。リトリート気味に戦う時間も増えて、不用意な失点はミスがなければ減っている。それでも上昇気流に乗れないのは、追加点がいいところで奪えない。そこが目下の課題と言えよう。前節も松田からのワンツーで井出のシュート、後半の安のヘディングとチャンスは出来ていた。前線のレギュラー争いは激しくなっているが、点を取れる布陣になりきれず、結果として流動的になってしまっているのも事実だ。

北九州はセットプレイとクロスの失点が多い。そう考えると、前線にはクロスで点をとれる選手にしておきたい。前線にネイツをおいてサイドからのクロスを入れるとなると、左はコンディションの上がっている谷澤を左において、太亮の攻撃回数を増やし、右サイドに水野を起用して、左右からクロスを量産することで得点機会を狙いたいものだ。ただ誰がレギュラーになるのかわからず、今節の関塚監督の起用は注目だ。

今日は大宮VSC大阪、磐田VS愛媛、東京VVS長崎、福岡VS札幌と上位同士の戦いが多い。しっかり勝ち点3を奪い。再びプレーオフ圏内に名乗りを上げたい。

<予想スタメン>
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーー松田ーネイツーーーー
ー谷澤ーーーーーーーー水野ー
ーーー健太郎ーー富澤ーーーー
ー太亮ー栗山ーーキムー大岩ー
ーーーーーー高木ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
岡本
金井
パウリーニョ
佑昌
井出
オナイウ
森本

↓↓クリックお願いします↓↓
にほんブログ村 サッカーブログ ジェフユナイテッド千葉へ
にほんブログ村

「魂を込めて個の部分で勝つことできず、守備が崩壊」 ~2015年J2第15節ギラヴァンツ北九州戦レビュー~

jef_review ギラヴァンツ北九州

千葉VS北九州
0前半1
1後半2
1合計3
22シュート5
2GK15
14CK1
13直接FK12
1間接FK1
1オフサイド1
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーー森本ーーーーーー

ー谷澤ーー ネイツ  ーー井出ー

ーーー健太郎 ーパウロ ーーー

ー太亮ー大岩ーーキムー金井ー

ーーーーーー高木ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
田代
北爪
佐藤祥
佑昌
水野
オナイウ


【得点】

90′大岩 一貴①

 

【交代】
谷澤 達也→水野 晃樹
ネイツ ペチュニク→オナイウ 阿道
73′井出 遥也→北爪 健吾

 

【警告】

45+2’パウリーニョ④
72′キム ヒョヌン③

 

 


<得点ランキング>
ネイツ ペチュニク⑥
井出 遥也④
キムヒョヌン③
金井 貢史③
パウリーニョ②
森本 貴幸①
オナイウ阿道①
中村 太亮①
田中 佑昌①
大岩 一貴①
<アシストランキング>
ネイツ ペチュニク③
田中 佑昌③
中村 太亮③
谷澤 達也②
キム ヒョヌン①
パウリーニョ①
佐藤健太郎①
オナイウ阿道①
<警告ランキング>
谷澤 達也④
パウリーニョ④

中村 太亮③
キムヒョヌン③

高木 駿②
佐藤 健太郎②
井出 遥也②
ネイツ ペチュニク②
金井 貢史①
田中 佑昌①
大岩 一貴①
田代 真一①

 


<超個人的選評>

【21:高木駿: 5.0】
ゴールシーン以外はピンチはなし。ということはゴールシーンでのストップをしてほしいもの。3点目のスライディングは小松のスピードを頭に入れていなかったもの。2点目のスライディングは先にいくことで取られてしまうもの。身長差をアグレッシブな飛び出しでカバーしたいが、判断をミスるとこういった結果になってしまう。守備全体の構築も含めて立て直しを求む。

【2:大岩一貴: 5.5】
2点目のシーン。ダイレクトパスとはいえ、食いついてはいけないところ。キムが出ていったところで、小手川がフリーなので、自分がアタックしてはいけなかった。最後のオーバーラップからの得点は目を見張るものがあったが、序盤の守備が前からボールが取れなくなっているのは構造的に問題があることの証左。しっかりと話さなくてはならない。

【20:キムヒョヌン: 4.0】
小松塁を全く押さえることができなかった。空中戦の競り合いにも勝てず、ポストプレイ時のアタックもうまくブロックさせてボールを奪えず。1失点目の競り合いは競り合いで押さえられて負けており、2失点目はダイレクトプレイでいなされ、3失点目は簡単に裏を取られた。セットプレイ時もべったりと体が疲れてイライラして肩をぶつけてイエローをもらい、踏んだり蹴ったりの一日。今日はキムの課題を整理するには分かりやすい日だったが、小松塁を押さえられないようではJ1クラスのFWに永遠に太刀打ちできない。

【17:中村太亮: 5.0】
何度も惜しいチャンスは作っていた。そこのパフォーマンスに関しては、相手が北九州と言うこともあってがんばっていたが、決定的チャンスを自らのエゴでシュートをうちに行ったのであればしっかりときめないといけない。さらに1失点目は星原が気になっていたものの、絶対に小手川を話してはいけない場面だった。太亮はそういうアリバイ守備のシーンが多く、ファーストのピンチぐらいしっかりとタイトで行かないとこういった試合展開になってしまうことを身をもって体験した試合。副キャプテンとして、チームでどうするべきなのか、そろそろ締めていってもらいたいところ。

【13:金井貢史: 6.0】
唯一、気持ちが入って戦っていた。自分のサイドからは突破されている部分に関しては前の選手も含めて考えなければならない。トップで使われたことは正直意外だったが、気持ちは入っていた。金井のような気持ちで毎回戦うのは難しいのかもしれないが、今日のような試合展開でこそ金井のようなスピリットを持って戦わないと、自動昇格は難しいということだ。

【16:佐藤健太郎: 5.5】
攻撃面では徐々にいい形でフォローに入ってきているのはプラス要素だが、やはり勇人のようにがっつり守備にいけないところは、序盤ボールを取りきることができていたチームでなくなっている要因のような気がしてならない。どちらかというと受けてボールをインターセプトするタイプなので、時間がかかるかもしれないと思った試合でもあった。次節パウリーニョ不在でどう戦うのか。見ものである。

【5:パウリーニョ: 5.0】
徐々に相手にばれてきているのかもしれないが、かなりボールが取れなくなってきている。周りとの連携もあるが、2試合連続ボランチがいなされているシーンを見ていると、ちょっと今後の戦い方に影響が出てきそうな印象。2点目もパウリーニョがつぶしきれずにでたスルーパスなので、周りとの連携も含めて一度戦い方の再考が必要な段階に来ているかもしれない。

【8:谷澤達也: 5.0】
無得点なのだからか、出すべき場所でシュートを打ち、打つべきどころでパスをだす悪循環が気になる。前を向ける相手だったということもあり、かなり自由にやっていたが、森本やネイツをそこまで信頼していないということもあるのか、中々真ん中の二人といいコンビネーションを作れないのは気がかりなところ。

【26:井出遥也: 5.0】
最初のビッグチャンスを浮かさず流し込めば展開は全く違ったものだったろう。この部分を突き詰めていけばミスタージェフになれる存在だ。谷澤と同じく、森本とネイツのコンビネーションはそこまでよくないのは気がかり。あとは守備面。特に後半から守備がはまらなくなる要因の一つなので、しっかりと課題に取り組んでもらいたい。

【11:ネイツペチュニク:5.0】
前半のヘディングポストは惜しかったが、ワンツーダイレクトが少ないのは攻撃のブレーキに相変わらずなっている。時間は作れるがラストの崩しの部分はまだまだ整理が必要なのかもしれない。途中からクロスの雨あられになるのであれば残していてもよかったのではと思ったが。

【9:森本貴幸: 4.5】
普通のプレイヤーであれば5.0を与えてもいい出来ではあったが、エースストライカーの座に君臨していたいのであれば、全く持って物足りない。試合中に関塚さんに檄を飛ばされていることも含めて、まずは守備の仕事をこなし、攻撃面ではもっと積極的にシュートをうってもらいたいところ。最近の森本は一度もらって幅広く仕事をしようとしすぎている。どうせトラップするのであれば、強引にでもダイレクトでシュートを打ってもらいたいシーンは見受けられた。

 

【19:オナイウ阿道: 5.5】
今日は、タイトな守備をする相手でなくスペースがあったので、ボールは比較的おさまっていた。ペナルティエリアへの入り方は良くなってきており、一点返すのに貢献。ただアタッキングサードで中々いい形でボールを呼び出す動きは物足りない。スピードがあるので裏を狙うためのダイアゴナルランなどはどんどん身につけていってほしいところ。

【29:水野晃樹: 6.5】
今日はとにかく戦う気持ちが伝わってきた。その部分はチームに活性化する要素を十分に与えた。自らのクロスも含め、1点返すのに大きく貢献したのは、今後のプラス要素。ロングスローすることで周りに上がれと強く指示を出す姿は心を打たれたし、最初のフリーキックで太亮に絶対に譲らないオーラを出し、おしくもポストまでという精度の高いキックを繰り出したのは、関塚さんが狙っている「ビハインドでの切り札」として輝きだしている証拠。ここまでのパフォーマンスになってくれば、スタメンでも見たくなる。

【4:北爪健吾:5.5】
関塚さんのコメントを見る限り、左右両方でクロスをするために揺さぶりをかける役割としては十二分に全うしていた。北九州が防戦一方にするピースとしては役に立った。ただ、自らクロスを上げるといった部分では物足りないものがあるので、継続的に切磋琢磨してもらいたい。

 

【関塚監督: 5.5】

 おそらく、関塚さんが怒り心頭の試合だった。久々のベストメンバーで送り出しているにもかかわらず、ボランチの風間、加藤をパウリーニョ、健太郎が抑えることが出来ず、キムが小松を抑えられなかったのは、正直個の力で競り負けた試合と言っても過言ではない。シュート数を5本に抑えたということよりも、決定的なシーンを3回も作られている方に課題設定しなければいけないほど、チームとして機能していない試合だった。ほころびをひもとくと前線でのボールの取りどころをチームでいまいちコンセンサスをとれていないところと、アタッキングサードに入られたところでの個人戦術面でしっかりと対峙する処方箋を若い選手達が持ち合わせていないことを痛感した試合となった。

しかしながら、難しい人材が多いのは事実。我が強いメンツが集まっているのはいいことだが、谷澤、ネイツ、森本と豪華が、選手間の特徴をふまえてプレイをしていないことも事実。そこに対して関塚さんが示唆を見いだせていないのが現状。個人的にはネイツも森本も谷澤もレギュラー確保に至っていないという意識を芽生えさせて、競争環境を作った方が、8月9月の戦いにむけて幅広い受けをできるようになるのではないかと思う。

 もちろん関塚さんはそういうところも含めて理解しており育成のために交代選手を投入しているが、選手の声を聞いていると、金井や水野、そして勇人のように「勝負のために120%身を粉にする」選手がまだまだ少ないのが現状だ。谷澤や太亮、健太郎あたりは、自分のプレイスタイルに固執するだけでなく、新しいチャレンジのためのトライアルを自分のやりたいスタイルと違ってでもやってみる意識がないとおそらく自動昇格にはつながらない。関塚さんが行っている途中交代の采配が長期的成長視点で選んでいると思うので、そういった感覚をすべての選手が感じてフォアザチームのためのプレイを身につけようという意識をどれだけ植え付けられるか、自動昇格のためのリトマス試験紙はそこにあると思う試合だった。

ほころびが見え隠れするジェフ。6月は上げ基調のチームとの対戦が続くので、ここで取りこぼさないようにすることができるか。そこを達成するための課題を北九州戦でつきつけられたことをポジティブにとらえ、6月の反攻をめざしたい。

 

↓↓クリックお願いします↓↓

にほんブログ村 サッカーブログ ジェフユナイテッド千葉へ

にほんブログ村

「初心に戻り、前プレで北九州のパスサッカーをつぶしたい」 〜J2第15節 ギラヴァンツ北九州戦プレビュー〜

jef_preview ギラヴァンツ北九州

<初心に戻り、前プレで北九州のパスサッカーをつぶしたい>

<北九州の成績:15位 5勝0分9敗 得点14(12位) 失点22(19位) 得失点-8>
1 磐田  1-3
2 徳島  2-0 小松,宮本
3 長崎  0-2  
4 群馬  0-1  
5 東京V  0-2  
6 讃岐  2-0 原,風間
7 栃木  4-2 大塚,小松x2,原
8 福岡  0-1  
9 京都  0-2  
10 愛媛  3-2 原x2,川島
11 岐阜  2-1 渡,小松
12 大宮  0-2  
13 C大阪  0-3  
14 横浜FC  0-1  

昨年はプレーオフ圏内という好成績をおさめた北九州。リトリート型の堅守速攻でJ2に存在感をもたらしたチームは、更なる上をめざしスタイル変更で今シーズンに望んでいる。ラインはやや高めに設定し、後ろからしっかりビルドアップするパスサッカーを志向し、折りをみて裏に、サイドを崩してクロスと言った形の主体的なサッカーを試みている。

チーム内の攻撃CBPナンバーワンは風間。彼が攻撃の起点となり、長短のパスを入れて攻撃のスイッチを入れる。シンプルに裏を狙って渡や小松、そして途中出場の原にロングボールを放り込むパターンと、サイドを狙って組み立て、最後はサイドバックのクロスから得点を伺うといったオーソドックスな形だ。特に右サイドの星原は攻撃的な選手で、注意が必要だ。ここは太亮サイドなので、前節の金沢戦にならないように注意が必要だ。そして最も軽快が必要なのは原だ。途中出場ながら現在5得点。裏に抜け出すスキル、思い切りの良いシュートを持っているのでシュートレンジに持っていかないようにしたい。

とはいえ、しっかりつないでくるということは我々のストロングポイントである前からの守備がはまり易いということでもある。森本が復帰する可能性が高く、久々にベストメンバーがそろうため、開幕時に目を見張った守備が見られるのか、楽しみな試合でもある。

<北九州予想スタメン>
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーー渡ーー小松ーーーー
ー井上ーーーーーーー小手川ー
ーーーー加藤ーー風間ーーーー
ー川島ー前田ーー寺岡ー星原ー
ーーーーーー原田ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー

<森本とペチュニク。二人のコンビネーションで新たなジェフが見れるか>

前節、完全復活とはならなかったが最後に存在感を見せつけた森本。森本がいなくなってから守備面でのかげりが見えているため、森本のスタメンは朗報だ。森本不在の間に代わりの選手が踏ん張っていたものの、森本ほどの存在感は相手に脅威を与えるはずだ。特に森本とネイツのコンビを長い時間見れるのは愛媛戦以来となる。この1ヶ月でつみあげてきたもので、新しいジェフをみたいところだ。讃岐戦は数少ない時間だが二人が一緒に入ったが、そこで森本がおとりとなりネイツがゴールという形を見せている。北九州の失点パターンはサイドからのクロス。太亮のクロスからしっかりとゴールを狙っていきたい。

谷澤の怪我の状態は気になるが注目となるのは右サイドの選手。前節ビューティフルゴールをマークした井出にはもう一皮むけてもらいたいもの。森本やネイツとのダイレクトプレイから裏を抜け出すシーンはもう少し増やしていければレギュラー獲得になるはず。恐れずにチャレンジを続けていってもらいたいところだ。

上位対決の後の試合。しばらく北九州には勝っていないこともあり、しっかりここで勝ち点3を取ることが非常に大事となってくる。気を緩まず、開幕戦の気持ちでこの試合の入り方をしっかりしてもらいたいところだ。

<予想スタメン>
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー森本ーーーーーー
ー谷澤ーー  ネイツ ーー井出ー
ーーー健太郎ー  パウロ ーーー
ー太亮ー大岩ーーキムー金井ー
ーーーーーー高木ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
田代
北爪
佑昌
町田
水野
オナイウ

↓↓クリックお願いします↓↓
にほんブログ村 サッカーブログ ジェフユナイテッド千葉へ
にほんブログ村