松本山雅

「アルウィンでウノゼロゲームを完成し、自信を持ち帰る」〜2016年J2第4節 松本山雅FCレビュー〜

jef_review 松本山雅

千葉VS松本
0前半0
1後半0
1合計0
8シュート17
17GK10
4CK8
7直接FK13
0間接FK0
0オフサイド0
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーー船山ーー吉田ーーーー

ー長澤ーーーーーーーー小池ー

ーーーー山本ーーアランダーー

ー阿部ー近藤ーーイーー多々良

ーーーーーー佐藤ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

藤嶋
若狭
北爪
勇人
井出
エウトン
オナイウ


【得点】

56′山本 真希①

【交代】

75′山本 真希➡佐藤 勇人
86′船山 貴之➡井出 遥也
90+1′吉田 眞紀人➡エウトン

【警告】


<得点ランキング>
長澤 和輝②
吉田 眞紀人①
船山 貴之①
山本 真希①
<アシストランキング>
山本 真希①
船山 貴之①
多々良 敦斗①
<警告ランキング>
エウトン②
多々良 敦斗①
アランダ①

<超個人的選評>

【23:佐藤優也: 5.5】
終盤の松本の猛攻に対してしっかりとミスなくボールを処理した部分は評価。ただ、セットプレイ、ロングボール時にパンチングのために飛び出る判断がいまいちなのは依然として改善要素。

【27:阿部翔平: 6.0】
田中隼磨とのマッチアップに対して、献身的に守備を完遂。何度か突破されてしまったところも体を投げ出してスライディングし抵抗するなど、気持ちの入ったプレイをアピールし、チームの士気を保った。心配なのは最後ガス欠になっていたところか。相手もなかなかの実力だと思うので、この試合での勝利を糧にもう一歩上に行ってもらいたい。

【3:近藤直也:6.0】
ラストのパワープレイでじれずにしっかりとはねかえしつづけた。跳ね返し方がうまいのか、大量のシュートを打たれても決定的なシーンはつくられなかったので、チームとして松本のパワープレーに耐えられたという部分は次の試合につながっていくはずだ。

【24:イジュヨン: 6.0】
空中戦での強さをみせ、山本に競り負けることはほとんどなかった。ヘディングで返した後もつり出されず、しっかりと鍵をかけたのは本人にとっても自信になったのでは。

【5:多々良敦斗: 6.0】
攻撃面ではフォローアップに回るシーンも多かったが、ボール回しにしっかりと参加できるのはプラス要素。5バックになってもCBの経験を生かし見事勝利に貢献。安定の右サイドバックとしてしばらくレギュラーででつづけるだろう。

【10:長澤和輝: 7.0】
本人もコメントしているが、右に流れたり、中央で受けることで、前線で前を向いてもらえるタイミングが攻撃のスイッチとなりだした。本人もフィットしてきていることもあり、自信を持ってプレイをしてきているように感じる。決勝点はいい形でボールを受けたところで勝負あった。ひさびさにジェフの10番らしい男が、そのユニフォームに袖を通してくれた。

【15:山本真希: 7.0】
松本の2ボランチでの慎重な対応に対して、プラス1のスペースを作るべく縦横無尽に走り続けた。その結果が本人の決勝点として結実した。松本のサイドチェンジによる揺さぶりにより体力は消耗したが、攻撃時の圧力としては今後も期待したいところ。

【22:アランダ:6.5】
本当に要所要所の危険エリアに顔を出して体を投げ出してくれる。苦しいタイミングでボールを受けてもしっかりといなしてチームを落ち着かせる。これぞボランチという役割で今日も勝利に貢献。長澤との息もあってきており、攻撃面でも今後もっと面白い試合を見せてくれそうだ。

【16:小池純輝:7.0】
最後まで体力が切れず、スペースを狙って走り続けてくれた。5バックの裏を虎視眈々と狙い続け、決勝点では素晴らしいタイミングでの飛び出し、そしてクロス。他にも惜しいチャンスを演出するだけでなく。5バックになっても落ち着いて対処してくれた。今年の影のジェフの顔になりつつある。

【18:吉田眞紀人:5.5】
しっかりと体を張る部分、ポストプレイ、前線でのチェイシングなどチームとしての役割を果たし、精神注入者としての役割も全う。ただ、攻撃面ではもう少し積極的な突破や前を向いてでの攻撃参加をもう少し見たいところ。

【11:船山貴之:5.5】
スペースを狙い続け、前を向いてボールをもらう動きは全う。ただ、攻撃面では少しちぐはぐなタイミングもあり、本人のスキルとしては少し物足りない部分があった。古巣相手に恩返しをしたかったはずだが、気持ちは入っていたことは認めたい。少し走らされすぎた部分もあったか。

【7:佐藤勇人:6.0】
途中交代でボランチに入り、しっかりとバランスを取ったプレイに終始。厳しく行くところではしっかりと競り勝ちボールを奪えており、クローザーとしては富澤よりも計算できることを示した。フィールド内でもしっかりと声を出しチーム全体のをコントロールできる男になってほしい。今年は勇人の訴えに周りは答えてくれるはずだ。

【8:井出遥也:-】
時間が短く、評価外。クロージングで出ていたもののパワープレーの相手に対してもう少しプレッシャーに行ってもらいたかったところ。

【9:エウトン:-】
時間が短く、評価外。気になったのは、ボールホルダーに対して、チェイスをしなかったところ。これは監督の指示なのか、本人の意思なのか。うまく抜け出したところもゆっくりとドリブルしすぎた感もあり、本人のメンタルコントロールが必要なのかもしれない。

【関塚監督: 7.5】

 スタメンは横浜FCと同じメンバーで、控えに富澤→北爪、也真人→オナイウと変更。勝っていたときの5バック要因としての北爪、負けていたときのパワープレー要因としてのオナイウといったところだろうか。今年はしっかりと相手にあわせて控えの駒を揃えられるところはいいところだ。相手の松本は、宮阪や武井が入ったことにより、すこしつないでいける側面も出ており、2年前に戦った時とは違うプレイスタイルになっている。ただ、前線4人の攻撃力をリスペクトしてくれたのか、ダブルボランチを採用し、船山・長澤が前を向いてボールをもらえないための対策のように見受けられた。

 序盤は、松本がしっかりとつないでくることもあり、しっかりと守備で受ける形になった。相手は5バックを採用しており、最終ラインでジェフの枚数が一枚少なくなるリスクを、阿部・多々良がしっかりとスライドして対応。両サイドの裏を狙う松本に対して冷静に対処し、40分ぐらいまでしっかりと対処していた。ただだんだん体力が削られてロスタイムあたりに押し込まれ、その流れから得られたセットプレイはあわやゴールになりそうなシーンも作られ、そこはさすが松本といった感じだった。

 ただ、アランダ、長澤、船山と3人のところでボールがおさまり、途中から吉田も落ち着いてポストプレイに参加するシーンが増え、徐々にジェフがペースを握るようになった。後半になるとペースはジェフになり、いい位置でボールを奪えるようになったことで、いい形で攻撃を続け、得点シーンとなる。ボールを奪い、船山が外に流れていい位置でボールをキープし、味方の上がりを待って、小池へサイドチェンジ。小池は落ち着いてボールを落とし、山本までボールが下がったタイミングで右に流れる長澤にくさび。ここが一つ今までのジェフになかった2次攻撃。そこでもらった長澤は小池の上がりを待ってベルベットパスを送り、スピードに乗った小池はノートラップでクロス。相手DFに当ったところに山本がこぼれてくることを予測してゴールをゲットとなった。

 この得点シーンは今期のジェフがやりたいことが凝縮された得点と言えよう。ボールを奪ってからスペースに流れる船山、前線でドンと待ち構える吉田の2択。そこでボールをキープできることで、一気に味方がオーバーラップし、船山がサイドチェンジを狙ったタイミングで、前線もスクランブル体制になる。今までは、ここで攻撃が終わっていたのだが、前線がボールをもらう意識があるため、味方も躊躇なくくさびを入れることができるのだ。ここは昨年にはなかった攻撃だ。さらに、受けた後にサイドがしっかりとオーバーラップしてくるとともに、ボランチもアタッキングサードにしっかりとはいっていく意識もあり、得点のにおいがする戦い方になってきている。ここはもっともっと良くなって行きそうなので、続けて行ってもらいたいところだ。

 その後も、いい形でサイドを起点に攻撃をしかけるが、横浜FC戦同様、焦って攻撃を仕掛けるというよりも、相手に守備の時間をさせる時間を増やして、しっかりとつないで相手をいなす。ここも前線がキープできるようになっているため、出来ることだ。ここまでの落ち着きを持って松本相手にボールを回せたという事実は、1-0になってからの戦い方も少し共通理解が出来てきていることもあり、ここでもう一点とれるようになると、強いチームになって行くことを予感した。右サイドのボール回しは若干心もとない部分はあったが、期待が出来る立ち回りだったと言えよう。

 そして、井出が入ってから小池を下げて5バックにしたのもおそらく練習通り。昨年から関塚さんはこのシフトを引いていたが、守りきれることは余りなかったため、へたれサポーターとしては、気をもんで見ていたが、ここでもガッツ溢れるプレイを見せてくれた。前に上がった飯田にしっかりとヘディングで競り勝ち、ペナルティエリアの外でしかシュートをさせなかったことはJ2の5バックチーム相手への逃げ切り策として、一つ自信を持てるようになったのではないか。ようやく関塚監督がやりたかったことを選手が具現化した試合とも言えよう。

 松本山雅相手に、アルウィンで初勝利。そしてアウェイ勝利は去年の8/23横浜FC戦以来の勝利ということで、久々の連勝をマーク。松本サポの声は轟いていたが、アウェイの立ち見にいた自分は、全くその声を気にすることなく応援し続けられた。船山にはきっと我々の声が聞こえていただろう(笑)。久々に、いやな思いをせず(笑)、勝ちたい試合で、偶然性は少なく、やりたいサッカーをぶつけて勝つことが出来たことは大きい。元山雅の選手が多く、対策を練ることが出来たことも大きいとは思うが、この勝利はチームとサポーターに大きな自信を植え付けてくれたはずだ。今年のジェフは、応援したくなるジェフといってもいいだろう。この調子でチーム力を上げて行く姿をサポートして行きたい。

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