7月2015

「オナイウの覚醒が唯一の救い」~J2第26節 ロアッソ熊本戦レビュー~

jef_preview ロアッソ熊本

千葉VS熊本
0前半1
2後半2
2合計3
16シュート7
6GK14
10CK2
16直接FK15
4間接FK3
4オフサイド3
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーー  安ーーーーーー

ー谷澤ーーー町田ーーネイツー

ーーー健太郎ーー勇人ーーーー

ー太亮ー富澤ーーキムー金井ー

ーーーーーー高木ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
大岩
栗山
パウリーニョ
佑昌
井出
オナイウ


【得点】
62′オナイウ 阿道②
90′金井 貢史④

 

【交代】

54′安 柄俊→オナイウ 阿道
75′町田 也真人→井出 遥也
84′ネイツ ペチュニク→田中 佑昌

【警告】

 


<得点ランキング>
ネイツ ペチュニク⑩
井出 遥也⑤
キムヒョヌン④
金井 貢史④
パウリーニョ②
森本 貴幸②
大岩 一貴②
オナイウ阿道②
中村 太亮①
田中 佑昌①
水野 晃樹①
町田 也真人①

<アシストランキング>
中村 太亮⑥
ネイツ ペチュニク③
田中 佑昌③
谷澤 達也③
町田也真人②
オナイウ阿道②
キム ヒョヌン①
パウリーニョ①
佐藤健太郎①
森本 貴幸①
安 柄俊①

<警告ランキング>
パウリーニョ⑥
ネイツ ペチュニク⑥
谷澤 達也⑥

金井 貢史⑤
井出 遥也④

中村 太亮③
キムヒョヌン③
大岩 一貴③
高木 駿②

佐藤 健太郎②
町田 也真人②

田中 佑昌①
田代 真一①
岡本 昌弘①
栗山 直樹①
佐藤 勇人①

 


<超個人的選評>

【1:高木駿: 3.0】
本人が一番良くわかっていると思うが、1点目、2点目、3点目すべて高木の判断ミスが招いた失点。1点目を取り戻すべく飛び出したのが2点目だったと思うが、明らかに遅れているし、冨澤がついたのであれば、でてはいけなかった。3点目もあの場面でシュートをうたれることを予測できていない。それ以外はピンチがほとんどなかっただけに、高木にとっては次の糧にしてもらいたいプレイだった。

【15:富澤清太郎: 4.0】
あの何でもないボールを流してしまって失点にしてしまうのであれば、大岩でいい。大岩は少なくとも頭で跳ね返していた。それ以外も斉藤に完全にボールを納められており、なかなか厳しい出来だった。ビルドアップは武器になるものの、太亮とのコンビネーションはいまいち。ただ、コメントでは責任を感じているので、冨澤加入後の勝利をゲットし、好循環にしていきたいものだが。。。

【20:キムヒョヌン:5.5】
斉藤、巻に対して空中戦、地上戦ともに無難な対応をしていた。キムサイドからの失点はほとんどなかったので、今日は次第点。ある程度積極的にサイドチェンジのボールもだそうとしてきているので、ビルドアップの部分での成長も期待したい。最後キムが前に出て空中戦をするシーンは今後の武器になっていきそう。今後も続けてほしいもの。

【17:中村太亮: 6.0】
復帰後、いつもと変わらずパフォーマンスを発揮。やはり谷澤とのコンビネーションは大きな武器となる。2点目は6割太亮のアシストといってもいい。シュミットダニエルの飛び出しでセットプレイはほぼ防がれてしまったが、いいクロスを量産していた。やはり太亮がいないとうちのチームは攻撃を組み立てることができないことを痛感。

【13:金井貢史: 6.5】
オナイウが入ってからの連携は非常に良かった。ビルドアップ面ではネイツとの連携があまりよくないのが気になるが、素直にオーバーラップしてクロスを上げるというプレイに関しては徐々に連携が合っているように感じる。1点目はまさにそういう流れだった。2点目もよく中に入っていたと思う。

【7:佐藤勇人: 5.5】
地上戦でのパスワークに入ってからはそこそこ機能していたが、序盤の空中戦ではなかなかいい形でボールを受けることができず。健太郎とのコンビになってからはパスワークでの改善はみられている。パウリーニョのコンディション次第だが、健太郎とのチョイスでリズムをつくるというチョイスは一つの選択肢としてできたかもしれない。

【16:佐藤健太郎: 5.5】
相手が熊本ということもあるが、中盤の散らす役割としては一程度の成果をだした。ロングボールをあえて入れるプレイも選択肢に入っており、オナイウがはいってからは特にビルドアップ面で機能した。ただ、ゴール前での積極性に関してはシュートも含めてトライしてほしいところ。

【8:谷澤達也: 5.5】
今日は谷澤デー。というか太亮がいるといきいきするということかもしれない。健太郎とのコンビネーションも悪くなかった。対人にそこまで強くない相手であれば、谷澤は無双になる。

【11:ネイツペチュニク:5.0】
全体のパスワーク改善の中、ひとりリズムが合わない感じだったのが気になるところ。前を向いてからのパスの連携が改善されていないのは関塚監督としても悩ましいところかもしれない。前半の決定的なシーンも決めてほしいところ。

【14:町田也真人:5.0】
ポテンシャルを感じるが、なぜか打てるところで打たず、打たなくていいところで打つ。周りとのリズムがなかなか合わない。スルーパスも安と中々合わないところもあり、前半の途中から停滞気味になってしまっている。

【18:安 柄俊:5.0】
中々いい形でボールが入らず、まだ連携不足が否めないところ。ヘディングでもなかなかおさまらず、裏に抜ける動きも安がなかなかしないため、途中から攻撃が停滞した要因を作った。暑さの影響もあるのか、中々フィットするのに時間がかかりそうな印象。

【19:オナイウ 阿道:7.0】
投入後明らかに、リズムが良くなった。ヘディングも競り勝ち、ボールも収まり、チャンスメークもしかり、そしてゴールも決めた。これぐらいのパフォーマンスが続けば、レギュラーは安泰だ。オナイウは前節より覚醒しており、何よりも戦う気持ちが見えるようになってきているのがいい。

【18:井出 遥也:5.0】
也真人がハイリスクハイリターンというならば、遥也はローリスクローリターンといった印象。スーパーサブとして入ったときに、いい形でシュートまで持っていける決定的な仕事をしてほしい。大宮戦での挑戦的なドリブルをもっともっと仕掛けるべきだ。

【6:田中佑昌:5.5】
縦に速い攻撃がはまっている時にはかなりうまく機能することを証明。2点目の起点も作っており、裏に抜ける部分に関しては佑昌の真骨頂でもあり、オナイウとの相性もいいかもしれない。

【関塚監督: 5.5】

 関塚さんが苦しんでいることが良くわかるのが、パウリーニョの控えで、健太郎の先発起用。確かにパウリーニョは精彩を欠いていることは事実であり、ボール回しの面で特にミスが目立つのが気になっている。加えて体力が消耗していることがあるのか、最近はあまり前からというよりもディフェンスラインに吸収される形でボール回しする回数が増えていた。これでは前線での攻撃に厚みがでず、横で回しているだけになって相手も守備陣形が整ってしまうシーンが多かった。そういう意味では健太郎は前に行くこともあり、ロングボールを入れるタイミングも的確で、戦術理解面も含めて、リズムがよくなる印象はあった。とはいえ健太郎の良くないところである、アタッキングサードでの消極的な姿はまだまだ改善の余地はあるだろう。これで連戦が終わるので、ここからスタメンがどのように変わっていくのか、注目だ。

 次はFWの起用。安、オナイウを併用する期間なので仕方がないかもしれないが、安が入っている前半はなかなか機能していないと感じた。とはいえ、いい形で足元で入ればポストプレイはできるので、今の裏に抜けるサッカーにもう少し順応することができるかどうかが、今後の出場時間増大に向けた鍵になるだろう。一方オナイウは前にロングボールを入れて相手のラインを下げる、早く裏を取るというサッカーに徐々にフィットしてきている。ヘディングも強く、ポストプレイもこなせるようになってきており、いよいよ覚醒の予感。得点のシーンも自分のポストプレイからチャンスを作り、2点目も素晴らしい折り返しで金井のアシストをマークした。徐々にオナイウがゴール前に入って自分のスキルを生かすばねの強いジャンプをつかったプレイができてきているのが、本人の中でも徐々に覚醒できていることを感じているのだろう。しばらくはオナイウが期待の星だ。

 失点シーンはもう語っても仕方がないので、高木に再起を願うしかないが、気になるのは冨澤のCB起用。ヘディングを見送った失点のみならず、ビルドアップ面では中途半端さが目立った。個人的な印象としては、J2の執拗な前プレに戸惑っているのではという印象。今後もこういった相手は続くので、シンプルにやるべきところはやらないと今後も危ないシーンは増えていくのではと思う。この状況であればシンプルにプレイをする大岩や栗山の方がいい。ぜひともこのプレイをきっかけに奮起を期待したいものだ。個人的には、守備から入るのであれば、栗山・キムのセンターバックにボランチに冨澤と勇人、トップ下にパウリーニョというやり方も最終的にはあるのではないかと思う。クロージング時にそういう起用に変えるだけでも、相手はやりづらくなるオプションなのではないかと思ったりする。

 磐田がまた負けてくれてまだ9差。残り17試合。8月反攻に向けてわずかな光が見えているが、まだまだ時間がかかりそう。関塚さんはゴール裏に敬礼して帰ったが、選手たちがそこまでの危機感を持ってやれている選手がどれだけ増やせるのか。そういう意識改革が求められている。

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「高いラインの裏を狙いロングボールとトップ下のつけパスのバリエーションでかく乱したい」〜2015年J2第26節 ロアッソ熊本戦プレビュー〜

jef_preview ロアッソ熊本

<安定した守備を見せる熊本。課題は得点力だが焦らず落ち着いて斎藤を抑えたい>

<熊本の成績:19位 6勝8分11敗 得点22(20位) 失点31(13位) 得失点-9>
11 栃木  2-2 クォンハンジン,齊藤
12 大分  0-0  
13 札幌  3-2 齊藤x2,巻
14 岐阜  1-2 齊藤
15 C大阪  0-0  
16 京都  1-2 クォンハンジン
17 長崎  1-0 齊藤
18 北九州  0-2  
19 東京V  2-0 黒木,齊藤
20 讃岐  0-1  
21 磐田  1-1 齊藤
22 群馬  1-1
23 愛媛  2-0 クォンハンジン,齊藤
24 横浜FC  3-0 岡本,嶋田,藏川
25 東京V  0-1  

熊本は千葉対戦後5勝5分5敗と一進一退の戦いを続けている。失点は新外国人シュミットダニエル加入が安定しており、堅い守備を構築できているものの、課題は攻撃。最も要注意人物はチーム得点王で9ゴールを上げている斎藤。ドリブルもあり、遠目から積極的にシュートを打ってくるのでまずはこの男を抑えて行く必要がある。ボランチの高柳と最近サイドバックから良質なクロスを上げる養父がキープレイヤーになるのでしっかりと抑えていく必要がある。戦い方はロングボールとつないでサイドからのクロスを使い分けてくるので落ち着いて対処したい。

<熊本予想スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーー斎藤ーー巻ーーーーー
ー蔵川ーーーーーーーー嶋田ー
ーーーー高柳ーー園田ーーーー
ー黒木ー鈴木ークォンハンジン養父ー
ーーーーーーシュミット  ーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー

<高いラインの裏を狙いロングボールとトップ下のつけパスのバリエーションでかく乱したい>

熊本の失点パターンは高いラインの裏を狙われるパターンとセットプレイでの失点が多い。ジェフはロングボールを多用しているが、オナイウが入ってきてから、裏を狙ってとれる回数は増えてきている。ヘディングの強いクォンハンジンサイドをさけつつ、うまく裏を取れるような攻撃をファーストコンセプトで戦っていきたい。裏を狙っていけばトップ下で受けられる回数も増えてくるはず。この循環を作れていければチームはリズムに乗れていくので、同じ攻撃パターン一辺倒で行くのではなく、複数チョイスで戦える様に意識していってもらいたい。

森本、太亮とケガ人は全体練習に復帰している模様。途中で太亮や森本が入ってくれば、セットプレイでの得点チャンスはぐっと上がってくる。もしベンチに入れば少しは強い頃のジェフが見え隠れするかもしれない。そのためにもじれずに堅い守備、前からのプレスは続けていきたい。

 

<予想スタメン>
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーオナイウーーーーー
ー谷澤ーーー町田ーーネイツー
ーーーパウローー勇人ーーーー
ー大岩ー富澤ーーキムー金井ー
ーーーーーー高木ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
岡本
太亮
田代
健太郎
井出

森本

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「ベースの戦い方を変えず、収穫の少ないドロー」~2015年J2第26節 水戸ホーリーホック戦レビュー~

jef_preview 水戸ホーリーホック

千葉VS水戸
0前半0
1後半1
1合計1
8シュート12
8GK12
2CK6
8直接FK11
3間接FK4
3オフサイド2
1PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーー  安ーーーーーー

ー井出ーーー町田ーーネイツー

ーーーー勇人ーーパウローーー

ー大岩ー富澤ーー栗山ー金井ー

ーーーーーー高木ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
田代
栗山
佑昌
谷澤
健太郎
オナイウ


【得点】
ネイツ ペチュニク⑩

【交代】

54′町田 也真人→オナイウ 阿道
65′安 柄俊→谷澤 達也
86′井出 遥也→田中 佑昌

【警告】

 


<得点ランキング>
ネイツ ペチュニク⑩
井出 遥也⑤
キムヒョヌン④
金井 貢史③
パウリーニョ②
森本 貴幸②
大岩 一貴②
オナイウ阿道①
中村 太亮①
田中 佑昌①
水野 晃樹①
町田 也真人①

<アシストランキング>
中村 太亮⑥
ネイツ ペチュニク③
田中 佑昌③
谷澤 達也③
町田也真人②
キム ヒョヌン①
パウリーニョ①
佐藤健太郎①
オナイウ阿道①
森本 貴幸①
安 柄俊①

<警告ランキング>
パウリーニョ⑥
ネイツ ペチュニク⑥
谷澤 達也⑥
金井 貢史⑤
井出 遥也④

中村 太亮③
キムヒョヌン③
大岩 一貴③
高木 駿②

佐藤 健太郎②
町田 也真人②

田中 佑昌①
田代 真一①
岡本 昌弘①
栗山 直樹①
佐藤 勇人①

 


<超個人的選評>

【1:高木駿: 5.5】
久々のスタメンで、ラインを高く設定したところでの裏へのボールをしっかりとスウィープできたところは高木をチョイスしたところのメリットとして再確認できた。何度か大きなピンチも防いでいたが、最後に失点してしまったのは残念。とはいえキックの精度も良く、しばらくスタメンは続けてもらいたいものだ。

【15:富澤清太郎: 5.5】
徐々にチームになじんできているものの、この試合では冨澤のフィードはあまりうまく機能しなかった。やはり前線との連携強化の必要性を痛感した。太亮の復帰もそうだが、ボランチやトップ下との連携を増やしていかないと、このチームはいつまでたっても成長しない。

【20:キムヒョヌン:5.0】
馬場をうまく押さえられず、何度となく相手にピンチを作られてしまった。気になるのは、ドリブル突破以前にクロスを上げられたときにマーキングがずれているところ。特に早いタイミングでクロスを上げられたときにフリーにさせてしまっているところは改善の余地あり。

【2:大岩一貴: 5.0】
2試合目になって、サイドバックとしてある程度機能するようになっている。ビルドアップ面ではやや落ち着いてできるようにはなっているものの、効果的な攻撃を作ることはできていない。守備面ではキムと同様フリーにさせてしまっている。縦のボールへの対応はまずまずだが、クロスに対する対応は何度も大岩がらみでやられている。この部分を直していけないと、再びレギュラーに戻ることは難しいだろう。

【13:金井貢史: 5.0】
連戦の疲れからか、ボールを自分たちで長く持とうというよりも、とりあえずボールを蹴る意思決定になっているのはきになるところ。ネイツとの連携はこれ以上改善されないと、右サイドは今年も課題になってしまうだろう。

【7:佐藤勇人: 5.0】
相手から前プレをかけられ、勇人が苦しいタイミングでボールを受けることが多かったため、縦パスのミスが多くなってしまった。パウリーニョとの連携も含めて、水戸のような相手の時の戦い方を改めて考えさせられる試合だった。

【5:パウリーニョ: 5.0】
パウリーニョらしさがここ最近でてこない。個人的にはパウリーニョが背負うものが多すぎる印象もあり、一番のストロングポイントであるボール奪取を考えると、アタックに行く場面をもう少し低い位置からスタートさせてもよい気がするのだが、ここらへんは関塚さんがどう考えているのが気になるところだ。

【26:井出遥也: 4.5】
前プレをかけられると、ほぼ無力になる。それ以上にボールの受け方をもう少し学んでいかないと、今日のような試合はミスマッチの認定がされてしまうだろう。

【11:ネイツペチュニク:5.5】
サイドでのプレイは定着しているものの、周りとの連携については一向に進まない。唯一オナイウとの連携がよくなっているところ。一方也真人との連携は進まず、トップ下のチョイスは悩ましいところだ。

【14:町田也真人:4.5】
トップ下にいる以上、ゲームメーカーの役割を担うのは自明。がんばっているのはわかるが、専修時代のプレイから変わっていないと、強いDFが相手になってしまうと、無力化する状況では、安心して任せることができない。14番は10番になることはできない。

【19:オナイウ阿道:5.5】
日に日に良くなっている。ボールの受け方やさばき方。まだまだポストプレイのパスミスは目立つが、攻撃面でのおさまり度は上昇傾向にある。ひさびさに得点にも絡み、数少ない成長株。

【18:安 柄俊:5.0】
あまりにもどっしり構えすぎというところもあり、少しでもマークを外す動きを試してもらえないと、なかなかいい形でボールが供給されない。也真人との連携も良くなく、裏に抜ける動きも少ない。2トップの方がマークが厳しくなくなるので、安自身はやりやすくなるかもしれない。

【8:谷澤達也:5.5】
途中出場でリズムを作る。やはり前半谷澤がいないとチームとして機能しないことを露呈。谷澤の体力の問題はあれど、まだまだ必要不可欠なプレイヤーということを理解する試合となった。

【6:田中佑昌:5.0】
試合時間が短く、評価外。

【関塚監督: 5.0】

 ターンオーバーを意識してか、谷澤→井出。オナイウ→安といった布陣。ミスをおかした岡本に代わり高木が久々の先発。磐田戦と同じ入り方だったが、相手のプレッシャーが早く、ロングボールは正確に蹴れず、ボランチに預けたところでボールを奪われるため、ただ蹴る展開に。安のボールの収まりも悪く、フィジカルの弱い也真人と井出はほとんどいい形でボールを受けられない形となった。その際に選手達で状況を打開できない苦しい展開。一方水戸は監督交代後しっかり走ってサイドからの攻撃と裏を狙う二択でジェフを翻弄。何度も危ないシーンを作られた。

それでも前半は相手の決定力不足に助けられ0−0で折り返したのでいずれチャンスは来ると思っていたが、後半に入っても似たような展開。そこで也真人に変えてオナイウを投入。やや2トップ気味の布陣に変わってから徐々に流れはジェフに。やはりオナイウも安も一人でなんとかできるほど屈強なFWではないため、也真人や井出のフィジカルの弱さで相手に対峙出来ないプラスロングボール主体で行くときはこの2トップでやりきるというのも一つの手なのかもしれない。その後谷澤投入によりさらに攻撃は活性化され、なんとかPKをゲットし、ネイツが10点目のゴールをゲット。

 ここまでは苦しく耐えた結果により生まれた勝ち越しゴール!と思ったが、守備面は相変わらず不安定なまま。特に前半からサイドで数的不利を作られ、スルーパスで完全にえぐられるシーンを何度も作られている。この展開は、金井サイド大岩サイド両方で見られたので、ジェフの守備における大きな課題だ。気になるのは受け手のマークよりもパスの出しての方にあまりにも自由にボールを出させすぎている点。特に左サイドの井出と大岩コンビにおける守備はかなり緩かった。せっかく前から行くと決めているのにも関わらず、自陣に入ってこられてからの守備のアタックはとても緩く感じられる。連戦の疲れもあるのかもしれないが、谷澤は体力が切れるまでしっかり守備をしてくれる。そういった部分をもう少し井出は見習わないとハードワークするチームに対しては厳しい展開となるだろう。

攻撃面は引き続き深刻な課題だ。太亮が帰ってこないと何も機能しない戦いは続く。そんな中で唯一希望が見えたのはオナイウの成長と2トップのオプションの可能性。関塚さんはなかなか2トップをやろうとしないが、安とオナイウの2トップは得点を取りにいくオプションとしては可能性を感じた。富澤やパウリーニョからしっかりボールが供給されれば、なんとか点を取るパターンを作れそうな気もする。

 これで7位に交代。磐田が負けたにもかかわらず、勝てなかったのはもったいなさすぎる。とはいえ何かを変えていかなければ行けない。その意識を持ち続けて一戦一戦を大事に戦ってもらいたい。

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「柱谷監督解任後、3勝3分1敗と好調をキープする水戸。強力な2トップをしっかり抑えていきたい」~2015年J2第25節 水戸ホーリーホック戦プレビュー~

jef_preview 水戸ホーリーホック

<柱谷監督解任後、3勝3分1敗と好調をキープする水戸。強力な2トップをしっかり抑えていきたい>

<水戸の成績:17位 6勝7分11敗 得点22(18位) 失点26(11位) 得失点-4>
3 東京V  0-2  
4 愛媛  3-1 三島,新里,馬場
5 讃岐  0-0  
6 福岡  0-1  
7 徳島  3-0 田中,馬場x2
8 札幌  0-1  
9 大宮  1-2 鈴木
10 岡山  1-0 船谷
11 金沢  0-1  
12 長崎  1-3 細川
13 磐田  1-2 吉田
14 大分  1-1 馬場
15 京都  0-2  
16 岐阜  1-1 船谷
17 北九州  1-2 小谷野
18 C大阪  1-1 田向
19 群馬  1-0 吉田
20 横浜FC  0-1  
21 栃木  2-1 三島,吉田
22 大分  1-1 吉田
23 福岡  2-2 馬場,山村
24 愛媛  2-0 三島x2

水戸は6月7日に7試合連続価値なしの責任を取り、長く指揮を取っていた柱谷監督が解任された。その後ヘッドコーチの西ヶ谷(元ジェフにいた)が暫定監督で就任しているが、その後3勝3分1敗と好調をキープしている模様。フォーメーション自体に変化はないが、もともと得点ポテンシャルが高そうな三島と吉田を2トップに添え、堅守速攻の戦い方に変化してから、三島が3ゴール吉田が2ゴールとブレイクしている。もともと守備面ではそこそこ安定感があっただけに、課題の得点力アップのためにとった方策が功を奏しているといった感じだ。三島は身長が高く、ポストプレイヤーとして機能するだけでなく、サイドからのクロスも定評がある。過去対戦でもやられているだけに注意が必要だ。そして、ドリブルとミドルシュートに定評がある吉田も要注意人物。粗削りだが強引さが持ち味で、苦手なカウンターを食らわないようにしっかりと対応していきたい。

得点パターンはサイドからのクロスと後ろでビルドアップしたところでの裏への飛び込み。特に後者は前から守備するプレイヤー、後ろに構えるプレイヤーともに注意が必要だろう。

<水戸予想スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーー三島ーー吉田ーーーー
ー馬場ーーーーーーーー石川ー
ーーーー岩尾ーー内田ーーーー
ー田中ー新里ーー細川ー日向ー
ーーーーーー本間ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー

<堅守で穴がない水戸。磐田戦のようにじれずに戦い、カウンターへの対処を>

監督交代後の水戸は流れの中から失点したシーンはほとんどなく、福岡戦でのサイドからのマイナスのパスとカウンター。守備は基本前からしっかりとかけてくるので、ビルドアップ時にえじきにならないように注意したい。上昇気流になるためには自分たちが今やりたいことをやり続けるしかないと思うので、前線との連携を意識しつつ、後ろから素早く展開する数を増やしていきたい。FWは引き続き2人体制で使い回していくと思うが、個人的に見てみたいのは、グラウンダーのつけパス。ボランチや富澤あたりから、オナイウ、安に対して入りそこに二列目が連動していき、最終的にスルーパスを速いテンポでつなげていく回数にチャレンジしてもらいたいものだ。

栗山にメドがたっているのであれば、富澤を一つ前に入れて攻撃的にいく方法論もそろそろ見てみたいところ。水戸戦で余裕が出る展開になれば、一つ見てみたいところだ。

ケガ人続出で苦しい台所事情の中、未来のベースとなる戦い方を構築しているので、じれずにあせらず、少しずつ成長する姿を見守っていきたい。

 

<予想スタメン>
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーオナイウーーーーー
ー谷澤ーーー町田ーーネイツー
ーーーパウローー勇人ーーーー
ー大岩ー富澤ーー栗山ー金井ー
ーーーーーー岡本ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
高木
田代
太亮
健太郎
水野
井出

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