3月2016

「攻撃のバリエーションは増えたが、決定力不足に泣き3連勝ならず」〜2016年J2第5節 ザスパクサツ群馬戦レビュー〜

jef_review ザスパクサツ群馬

千葉VS群馬
0前半0
0後半0
0合計0
13シュート4
17GK10
5CK5
10直接FK8
2間接FK6
2オフサイド6
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーー船山ーー吉田ーーーー

ー長澤ーーーーーーーー小池ー

ーーーー山本ーーアランダーー

ー阿部ー近藤ーーイーー多々良

ーーーーーー佐藤ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
北爪
富澤
勇人
井出
エウトン
菅嶋


【得点】

【交代】

60′吉田 眞紀人➡エウトン
73′小池 純輝➡井出 遥也
90+3′山本 真希➡北爪 健吾

【警告】
42′
山本 真希①


<得点ランキング>
長澤 和輝②
吉田 眞紀人①
船山 貴之①
山本 真希①
<アシストランキング>
山本 真希①
船山 貴之①
多々良 敦斗①
<警告ランキング>
エウトン②
多々良 敦斗①
アランダ①
山本 真希①

<超個人的選評>

【23:佐藤優也: 5.5】
ピンチらしいピンチは自らが招いたトラップミスぐらいで、相手シュート4本の結果からも、本人のセーブチャンスはなかった。CKの時のパンチングは相変わらず頼もしい。

【27:阿部翔平: 5.5】
前の長澤がフリーに動くこともあり、阿倍の守備負担が大きくなっているのは気がかり。クロスはニアではじかれてしまうことも多く、早くて強いクロスを見れるようにコンビネーションを高めてほしいところ。

【3:近藤直也:5.5】
守備面ではしっかりと相手FWを自由にさせず、3試合連続の無失点は達成できた。ボール回しでも堅実なプレイを見せた。

【24:イジュヨン: 5.5】
ヘディングは自信が出てきたのか、毎回きっちり競り勝てるようになっている。ボール回しもアランダがおりてきてくれるところもあり、本人がロングフィードを入れるシーンはあまりなかった。

【5:多々良敦斗: 5.5】
安定した守備はありがたい話だが、攻撃面ではあれだけ引かれてしまうと、ふわっとしたアーリークロスしかあげられないのは厳しいところ。小池をもっといかすための鋭いオーバーラップは何回か増やしてもらいたいところ。

【10:長澤和輝: 6.0】
いい位置で前を向きながらボールをもらえるとチャンスになることは周りも理解してきている。船山と吉田とのコンビネーションも良くなってきているが、エウトンや井出の特徴もわかってプレイできるようになってくると、10番はより輝きを見せるだろう。

【15:山本真希: 5.5】
両サイドの攻撃にしっかりと顔を出す献身性は見事だが、本人の攻撃のからみで決定的なチャンスは作れなかった。バランスを取っていたということもあるが、もっとリスクを冒しても良かった気もした。

【22:アランダ:6.5】
今日も安定したプレイ。アランダがボールを奪って縦に早くドリブルしたときが攻撃のスイッチになっており、前線とのコンビネーションが良くなっている。以前からエウトンとは仲がよいという話だったので、船山の決定的なシーンにつながったエウトンに出したスルーパスは今後の可能性を感じた。

【16:小池純輝:5.0】
縦に行くスペースがなかったため、本人がフリーランニングをしていいパスをもらうというプレイは前半の最初の時間帯ぐらいしか作れなかった。少し右にはりすぎて、流動的にダイアゴナルランとかをするタイプではないので、船山・吉田・長澤とのコンビネーションが少なかったのは今後の課題要素か。

【18:吉田眞紀人:5.0】
相手のマッチアップするCBが187cmというコトもあり、余り競り勝つことが出来なかったのと、攻撃はやや無難にやりすぎている印象もあり、もっと強引に、積極的に攻撃をしても良かった。エウトンのパフォーマンスも良かったので、次節のFWスタメンが気になるところだ。

【11:船山貴之:5.5】
やはり、前半のヘディング、後半のエウトンからのクロス、この2点のうちどちらかでも入っていればと思うと、無念きわまりない。とはいえ、いい形で入っていることは間違いなく、しっかりと決めて、安定して得点をとれるようになれば、エースになることは間違いない。

【9:エウトン:6.0】
久々に長い時間でプレイしたが、吉田では競り勝てなかった相手にしっかりとフリックでき、船山への決定機演出、ヘディングしたシーンなど一定の存在感は見せた。安定してくれば頼もしい存在になる可能性を感じた試合だった。

【8:井出遥也:6.0】
今日のような相手は井出のようなプレイヤーの方がはまったのかもしれない。長い時間プレイさせればもっと決定機を演出できていたかもしれない。だが、何度かあったチャンスは決めることが出来なかったので、更なる奮起を期待したい。

【4:北爪健吾:-】
時間が短く、評価外。

【関塚監督: 5.5】

 スタメンは横浜FCと同じメンバーで、控えに藤嶋→岡本、若狭→富澤、オナイウ→菅島と変更。相手は4-4-2だったが、ラインを高めに設定し、前から積極的に守備をしていくスタイルで、序盤は後ろからのビルドアップで取られてしまうシーンが多かった。途中からはくさびを入れる位置をFWやMFに入れる意識が強まったため、高い位置でボールを奪われるシーンは減ったが、前から守備をしてくる相手に対する試合の入り方には課題が残った。

長澤、アランダが攻撃のスイッチとなり、サイドの奥の方までボールは持って行けたが、そこからのクロスではなかなかこじ開けられない前半だった。吉田も献身的に守備をするものの、いい形でPA内でボールをもらえてないこともあってか、早めにエウトンとの交代となった。変わったエウトンは過去見た中でも一番いい出来だったのではないかと思えるプレイ。守備面の軽さ、周りとの連携不足はあいかわらずだが、アランダがいい形でエウトンに出したパスは、周りも参考にすべきプレイだったのではないだろうか。途中交代の井出もいい形でチャンスを演出しており、群馬のような引いた相手に対しては効果を発揮することを証明した。

特筆すべきは。今までこういった展開になると終了間際に失点をしてしまうチームだったが、守備面では自信が持ててるのか後半は決定的なピンチもなく、むしろ1点を取りに行く勢いでやりきり、ドローを危なげなく勝ち取ったことは、すでにこの時点で去年よりもいい印象を持てている。個人的に気になったのは、3枚目のベンチワークが北爪しかいなかったこと。あの場面で菅嶋を使うのはリスキーだったのかもしれないが、得点を取りに行くのであれば、そういう采配もあったはず。むしろまだ信用を得られていないのであれば、也真人をベンチに入れておく選択肢もあったはず。コンディション面もあったかもしれないが、もう一点取るベンチワークはもう少しこだわってよいのではという印象を受けた。

 とはいえ、3試合連続無失点は評価に値する。攻撃面も改善されてきている印象もあり、この調子でチームの連携力強化に努めて行ってもらいたい。

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「アルウィンでウノゼロゲームを完成し、自信を持ち帰る」〜2016年J2第4節 松本山雅FCレビュー〜

jef_review 松本山雅

千葉VS松本
0前半0
1後半0
1合計0
8シュート17
17GK10
4CK8
7直接FK13
0間接FK0
0オフサイド0
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーー船山ーー吉田ーーーー

ー長澤ーーーーーーーー小池ー

ーーーー山本ーーアランダーー

ー阿部ー近藤ーーイーー多々良

ーーーーーー佐藤ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

藤嶋
若狭
北爪
勇人
井出
エウトン
オナイウ


【得点】

56′山本 真希①

【交代】

75′山本 真希➡佐藤 勇人
86′船山 貴之➡井出 遥也
90+1′吉田 眞紀人➡エウトン

【警告】


<得点ランキング>
長澤 和輝②
吉田 眞紀人①
船山 貴之①
山本 真希①
<アシストランキング>
山本 真希①
船山 貴之①
多々良 敦斗①
<警告ランキング>
エウトン②
多々良 敦斗①
アランダ①

<超個人的選評>

【23:佐藤優也: 5.5】
終盤の松本の猛攻に対してしっかりとミスなくボールを処理した部分は評価。ただ、セットプレイ、ロングボール時にパンチングのために飛び出る判断がいまいちなのは依然として改善要素。

【27:阿部翔平: 6.0】
田中隼磨とのマッチアップに対して、献身的に守備を完遂。何度か突破されてしまったところも体を投げ出してスライディングし抵抗するなど、気持ちの入ったプレイをアピールし、チームの士気を保った。心配なのは最後ガス欠になっていたところか。相手もなかなかの実力だと思うので、この試合での勝利を糧にもう一歩上に行ってもらいたい。

【3:近藤直也:6.0】
ラストのパワープレイでじれずにしっかりとはねかえしつづけた。跳ね返し方がうまいのか、大量のシュートを打たれても決定的なシーンはつくられなかったので、チームとして松本のパワープレーに耐えられたという部分は次の試合につながっていくはずだ。

【24:イジュヨン: 6.0】
空中戦での強さをみせ、山本に競り負けることはほとんどなかった。ヘディングで返した後もつり出されず、しっかりと鍵をかけたのは本人にとっても自信になったのでは。

【5:多々良敦斗: 6.0】
攻撃面ではフォローアップに回るシーンも多かったが、ボール回しにしっかりと参加できるのはプラス要素。5バックになってもCBの経験を生かし見事勝利に貢献。安定の右サイドバックとしてしばらくレギュラーででつづけるだろう。

【10:長澤和輝: 7.0】
本人もコメントしているが、右に流れたり、中央で受けることで、前線で前を向いてもらえるタイミングが攻撃のスイッチとなりだした。本人もフィットしてきていることもあり、自信を持ってプレイをしてきているように感じる。決勝点はいい形でボールを受けたところで勝負あった。ひさびさにジェフの10番らしい男が、そのユニフォームに袖を通してくれた。

【15:山本真希: 7.0】
松本の2ボランチでの慎重な対応に対して、プラス1のスペースを作るべく縦横無尽に走り続けた。その結果が本人の決勝点として結実した。松本のサイドチェンジによる揺さぶりにより体力は消耗したが、攻撃時の圧力としては今後も期待したいところ。

【22:アランダ:6.5】
本当に要所要所の危険エリアに顔を出して体を投げ出してくれる。苦しいタイミングでボールを受けてもしっかりといなしてチームを落ち着かせる。これぞボランチという役割で今日も勝利に貢献。長澤との息もあってきており、攻撃面でも今後もっと面白い試合を見せてくれそうだ。

【16:小池純輝:7.0】
最後まで体力が切れず、スペースを狙って走り続けてくれた。5バックの裏を虎視眈々と狙い続け、決勝点では素晴らしいタイミングでの飛び出し、そしてクロス。他にも惜しいチャンスを演出するだけでなく。5バックになっても落ち着いて対処してくれた。今年の影のジェフの顔になりつつある。

【18:吉田眞紀人:5.5】
しっかりと体を張る部分、ポストプレイ、前線でのチェイシングなどチームとしての役割を果たし、精神注入者としての役割も全う。ただ、攻撃面ではもう少し積極的な突破や前を向いてでの攻撃参加をもう少し見たいところ。

【11:船山貴之:5.5】
スペースを狙い続け、前を向いてボールをもらう動きは全う。ただ、攻撃面では少しちぐはぐなタイミングもあり、本人のスキルとしては少し物足りない部分があった。古巣相手に恩返しをしたかったはずだが、気持ちは入っていたことは認めたい。少し走らされすぎた部分もあったか。

【7:佐藤勇人:6.0】
途中交代でボランチに入り、しっかりとバランスを取ったプレイに終始。厳しく行くところではしっかりと競り勝ちボールを奪えており、クローザーとしては富澤よりも計算できることを示した。フィールド内でもしっかりと声を出しチーム全体のをコントロールできる男になってほしい。今年は勇人の訴えに周りは答えてくれるはずだ。

【8:井出遥也:-】
時間が短く、評価外。クロージングで出ていたもののパワープレーの相手に対してもう少しプレッシャーに行ってもらいたかったところ。

【9:エウトン:-】
時間が短く、評価外。気になったのは、ボールホルダーに対して、チェイスをしなかったところ。これは監督の指示なのか、本人の意思なのか。うまく抜け出したところもゆっくりとドリブルしすぎた感もあり、本人のメンタルコントロールが必要なのかもしれない。

【関塚監督: 7.5】

 スタメンは横浜FCと同じメンバーで、控えに富澤→北爪、也真人→オナイウと変更。勝っていたときの5バック要因としての北爪、負けていたときのパワープレー要因としてのオナイウといったところだろうか。今年はしっかりと相手にあわせて控えの駒を揃えられるところはいいところだ。相手の松本は、宮阪や武井が入ったことにより、すこしつないでいける側面も出ており、2年前に戦った時とは違うプレイスタイルになっている。ただ、前線4人の攻撃力をリスペクトしてくれたのか、ダブルボランチを採用し、船山・長澤が前を向いてボールをもらえないための対策のように見受けられた。

 序盤は、松本がしっかりとつないでくることもあり、しっかりと守備で受ける形になった。相手は5バックを採用しており、最終ラインでジェフの枚数が一枚少なくなるリスクを、阿部・多々良がしっかりとスライドして対応。両サイドの裏を狙う松本に対して冷静に対処し、40分ぐらいまでしっかりと対処していた。ただだんだん体力が削られてロスタイムあたりに押し込まれ、その流れから得られたセットプレイはあわやゴールになりそうなシーンも作られ、そこはさすが松本といった感じだった。

 ただ、アランダ、長澤、船山と3人のところでボールがおさまり、途中から吉田も落ち着いてポストプレイに参加するシーンが増え、徐々にジェフがペースを握るようになった。後半になるとペースはジェフになり、いい位置でボールを奪えるようになったことで、いい形で攻撃を続け、得点シーンとなる。ボールを奪い、船山が外に流れていい位置でボールをキープし、味方の上がりを待って、小池へサイドチェンジ。小池は落ち着いてボールを落とし、山本までボールが下がったタイミングで右に流れる長澤にくさび。ここが一つ今までのジェフになかった2次攻撃。そこでもらった長澤は小池の上がりを待ってベルベットパスを送り、スピードに乗った小池はノートラップでクロス。相手DFに当ったところに山本がこぼれてくることを予測してゴールをゲットとなった。

 この得点シーンは今期のジェフがやりたいことが凝縮された得点と言えよう。ボールを奪ってからスペースに流れる船山、前線でドンと待ち構える吉田の2択。そこでボールをキープできることで、一気に味方がオーバーラップし、船山がサイドチェンジを狙ったタイミングで、前線もスクランブル体制になる。今までは、ここで攻撃が終わっていたのだが、前線がボールをもらう意識があるため、味方も躊躇なくくさびを入れることができるのだ。ここは昨年にはなかった攻撃だ。さらに、受けた後にサイドがしっかりとオーバーラップしてくるとともに、ボランチもアタッキングサードにしっかりとはいっていく意識もあり、得点のにおいがする戦い方になってきている。ここはもっともっと良くなって行きそうなので、続けて行ってもらいたいところだ。

 その後も、いい形でサイドを起点に攻撃をしかけるが、横浜FC戦同様、焦って攻撃を仕掛けるというよりも、相手に守備の時間をさせる時間を増やして、しっかりとつないで相手をいなす。ここも前線がキープできるようになっているため、出来ることだ。ここまでの落ち着きを持って松本相手にボールを回せたという事実は、1-0になってからの戦い方も少し共通理解が出来てきていることもあり、ここでもう一点とれるようになると、強いチームになって行くことを予感した。右サイドのボール回しは若干心もとない部分はあったが、期待が出来る立ち回りだったと言えよう。

 そして、井出が入ってから小池を下げて5バックにしたのもおそらく練習通り。昨年から関塚さんはこのシフトを引いていたが、守りきれることは余りなかったため、へたれサポーターとしては、気をもんで見ていたが、ここでもガッツ溢れるプレイを見せてくれた。前に上がった飯田にしっかりとヘディングで競り勝ち、ペナルティエリアの外でしかシュートをさせなかったことはJ2の5バックチーム相手への逃げ切り策として、一つ自信を持てるようになったのではないか。ようやく関塚監督がやりたかったことを選手が具現化した試合とも言えよう。

 松本山雅相手に、アルウィンで初勝利。そしてアウェイ勝利は去年の8/23横浜FC戦以来の勝利ということで、久々の連勝をマーク。松本サポの声は轟いていたが、アウェイの立ち見にいた自分は、全くその声を気にすることなく応援し続けられた。船山にはきっと我々の声が聞こえていただろう(笑)。久々に、いやな思いをせず(笑)、勝ちたい試合で、偶然性は少なく、やりたいサッカーをぶつけて勝つことが出来たことは大きい。元山雅の選手が多く、対策を練ることが出来たことも大きいとは思うが、この勝利はチームとサポーターに大きな自信を植え付けてくれたはずだ。今年のジェフは、応援したくなるジェフといってもいいだろう。この調子でチーム力を上げて行く姿をサポートして行きたい。

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「今期のベースとなる戦い方を示し、今季初のクリーンシート」〜J2第3節 横浜FC戦レビュー〜

jef_review 横浜FC

千葉VS横浜FC
0前半0
1後半0
1合計0
10シュート7
8GK10
4CK5
9直接FK14
2間接FK2
1オフサイド2
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーー船山ーー吉田ーーーー

ー長澤ーーーーーーーー小池ー

ーーーー山本ーーアランダーー

ー阿部ー近藤ーーイーー多々良

ーーーーーー佐藤ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

藤嶋
若狭
富澤
勇人
井出
也真人
エウトン


【得点】

65′船山 貴之①

【交代】

87′山本 真希➡富澤 清太郎
89′船山 貴之➡佐藤 勇人

【警告】
23′アランダ①


<得点ランキング>
長澤 和輝②
吉田 眞紀人①
船山 貴之①

<アシストランキング>
山本 真希①
船山 貴之①
多々良 敦斗①
<警告ランキング>
エウトン②
多々良 敦斗①
アランダ①

<超個人的選評>

【23:佐藤優也: 5.5】
ほとんどピンチがなかったが、イバの飛び出しに対してしっかりとプレッシャーをかけに行ったシーンは勝利に貢献。ラストのコーナーキックのパンチングにいった部分も殊勲。

【27:阿部翔平: 6.0】
サイドからクロスを量産し、ミドルシュートも何度もお見舞いしたことにより、相手にプレッシャーをかけ続けた部分は評価。堅い相手に対して積極的な阿部は左の攻撃での要になっていくだろう。

【3:近藤直也:6.0】
後半の苦しいタイミングでしっかりと体を入れて防いだ後に、シンプルにクリアしたシーンはチームが救われた。速攻の場面での不安はあるが、肉弾戦になったときの信頼度は高い。

【24:イジュヨン: 5.5】
アタック&カバーの判断ミスはいくつかあったものの、途中からは安定した守備となった。気持ちが入ったプレイはみていて心地よく、すくすくと成長していってもらいたい。

【5:多々良敦斗: 6.5】
前半はロングボール中心だったのと、足元でつなぐときに同サイドになりすぎて詰まるシーンが多かったが、後半になってからはサイドチェンジが多くなってきてフリーでもらうシーンは増えて行った。クロスは素早くはないものの、ニアとファーをしっかりと蹴り分けられるあたり、やっと米倉以来の右サイドバックレギュラー定着候補として、信頼を得た試合となった。

【8:長澤和輝: 6.0】
攻撃面では安定した出来だったが、印象的だったのは精力的な守備。徐々にチームコンセプトを理解し、いい形で守備を出来るようになっている。このまま続けば左サイドでのレギュラーはしばらくつづくのではないか。船山や小池など、前線とのコンビネーションが良くなって行くことで、堅い相手を崩す中心選手になっていってもらいたい。

【15:山本真希: 6.0】
前半はミスパスからカウンターを食らう起点となっていたが、後半焦らず何度もしっかりと顔を出し続けることによって、相手は徐々に疲弊して行った。コメントを見るかぎり、ハーフタイムでしっかりと修正しようという意識をしてから改善できるのは、近年のジェフになかったところ。アランダとのボランチコンビがよくなっていくことを期待したい。

【22:アランダ:6.0】
後ろから出て行ってミドルを打とうとする意識が強く、そういったところが徐々にボディブローのように相手の集中力を削っていったと思う。ビルドアップ時も気を使って顔を出す回数を増やし、得点後は落ち着いてボール回し役に徹し、初のクリーンシートに貢献。

【16:小池純輝:5.5】
相手に特徴を理解されていることもあり、攻撃面でフリーランニングをするスペースはなかった。ただ、サイドからクロスを上げる際には、しっかりとペナルティエリア内に入ってくれているのはありがたい限り。オフサイドになったが惜しいシーンを複数演出。

【18:吉田眞紀人:5.5】
初スタメンで気合いが入っていたと思うが、エウトンよりも高い位置で体を張り、相手のラインを下げる役割は果たしていた。ポストプレイも船山、長澤との距離感もよく、試合が進むに連れていいくさびが落とせるようになった。勝利をしたということで、しばらくレギュラーで見てみたい。

【11:船山貴之:7.0】
ようやく船山にゴールが生まれた。フロンターレ時代になかなか点がとれなかったことをひきづっていたらいやだなとおもっていたので、素晴らしいゴールでいよいよ本格的な船山ゴールが量産されることに期待。積極的なしかけを長澤とともにどんどん相手にやってもらいたい。

【15:富澤清太郎:-】
時間が短く、評価外。

【7:佐藤勇人:-】
時間が短く、評価外。

【関塚監督: 6.0】

 前節の敗戦を受けて、好調の長澤、吉田をスタメンに起用。ベンチメンバーはオナイウが外れて、也真人が入った。とはいえ戦い方は基本まずはロングボールを主体とした裏を狙う攻撃でリスクマネジメント重視型の戦い。序盤のロングボールはなかなかFWにいい形で入らず、停滞した試合運びとなったが、相手にも攻撃を作らせないということで、シュート数の少ない序盤となった。原因は、この日スカパーの解説に入った鈴木隆行氏が言っていたが、サイドチェンジするとフリーの選手がいたにも関わらず、結構同サイドでの展開に終始してしまい、ロングボールもあまり効果的ではなかったことが原因だったと言えよう。まず最初はということで蹴っているのはうなずけるのだが、もう少し早くつないで崩す方に重心をおいても良かったのかもしれない。ただ、相手に脅威となるような攻撃をされた訳ではないので、ゲームを殺すことが出来たと言えば出来た。そこはある程度の狙いは出来ていたのかもしれない。

後半になると、横浜FCのサイドを捨てる守備に気づいたのか、しっかりとサイドチェンジをつかってサイドの奥まで崩す展開に。徐々にチャンスが増えて行き、65分にようやくしとめる展開となった。阿部のクロスは天下一品だったが、多々良側のクロスで点がとれたのはチームに取って大きなことだ。小池のクロスはニアに入りがちだったので、ファーにどんと蹴れる多々良というオプションは攻撃にいっそうバリエーションが増えて行くだろう。得点を取った後は危なげないつなぎを展開してしっかりとクロージングして行く展開に。相手もプレスをかけてこないこともあり、楽な展開だったと言えるだろう。ただ、こういう展開になるとしっかりとつないでゲームを落ち着かせることができるメンバーになっているのは大きな話。今日の戦い方はしばらく今後の戦い方のベースとなっていくだろう。次の課題は、1-0になってから、どうやって追加点を取るか、交代の選手を入れて活性化することが出来れば、チームはベースアップしていくだろう。暖かくなるまでにそういったところが見えてくると期待できる。

ところで鈴木隆行氏は初解説だったのではと思うが、すごく本人のサッカー感が見えるような解説で面白かった。ジェフにいたこともあって解説し易かったのではと思うが、ちょうどいい感じでダメだししてくれるところ、いいところはいいとほめるところ、コーチング力が高そうな解説だったので、今後戸田さんのような解説者になってくれることを期待したい。本人はコーチ希望だと思うが(笑)

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「お互いのサイドを制圧する戦いはクロスの対応のまずさで初黒星」〜2016年J2第2節 ファジアーノ岡山戦レビュー〜

jef_review ファジアーノ岡山

千葉VS岡山
0前半0
1後半2
1合計2
16シュート12
10GK12
6CK3
17直接FK15
0間接FK3
0オフサイド3
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーー船山ーーエウトンーー

ー井出ーーーーーーーー小池ー

ーーーー山本ーーアランダーー

ー阿部ー近藤ーーイーー多々良

ーーーーーー佐藤ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

藤嶋
若狭
富澤
勇人
長澤
吉田
オナイウ


【得点】

70′長澤 和輝

【交代】

65′井出 遥也➡長澤 和輝
65′エウトン➡吉田 眞紀人
81′船山 貴之➡オナイウ 阿道

【警告】
48′エウトン②
 


<得点ランキング>
長澤 和輝②
吉田 眞紀人①
<アシストランキング>
山本 真希①
船山 貴之①
<警告ランキング>
エウトン②
多々良 敦斗①

<超個人的選評>

【23:佐藤優也: 5.5】
自分の至近距離のセーブは光るものがあり、豊川のミドルを相手の位置も考えてコーナーに逃げたプレイは目を見張るものはあった。しかし、サイドを揺さぶられたあとのクロスの対応はチーム全体の問題なので、改善していかなければならない。

【27:阿部翔平: 5.5】
守備面で支配されるシーンはなかったが、攻撃面では速攻のシーンが多かったので、いいクロスが上がるシーンはセットプレイになかったが、要所要所では無難なプレイを演出。

【3:近藤直也:5.0】
守備面、とくにサイドチェンジして揺さぶられたときに押谷を見失うシーンが2回も続いた。開幕戦からクロスの対処面でボールウォッチャーになる懸念はあり、ちょっと立て直してもらいたいところ。速攻で振り切られそうなシーンもあり、CBが弱点にならないように連携面での強化を図ってもらいたい。

【24:イジュヨン: 5.0】
やはりナビスコカップのときに見られた食いつきすぎてかわされるシーンが散見された。空中戦は引き続き安定しているものの、ポジショニング面はバランスをとれるように成長して行ってもらいたいところ。

【5:多々良敦斗: 5.5】
時折見せるオーバーラップからのアーリークロスは、ビッグチャンスを生んでないものの、昨年のメンバーよりは感じる。ただ1点目のシーンは、クロッサーへの対応に関して油断があったため、改善してほしいポイント。

【8:井出遥也: 5.0】
いいアクセントになっているのだが、縦に早く行くべきタイミングでキープするシーンは相変わらず散見される。シュートを積極的にうつ姿勢は続けてほしいが、速攻のタイミングでの連携は高めてもらいたいところ。

【15:山本真希: 5.5】
攻撃面では潤滑油になっており、前半の後半ぐらいは山本の運動量が生きた形となっていたが、そこで決めきることができなかった。スタメンで出るときはそこでしっかりと点を取りきる必要があることを痛感した試合。

【22:アランダ:6.0】
ボール奪取の起点、攻撃のスイッチ役として機能していたものの、決定的なシーンは結びつかず。エウトンとのボール交換は悪くはないのだが、低い位置でのボール交換となっており、もう少し揺さぶったタイミングでもう一度ボールを受けてからラストパスを送るシーンを見てみたい。

【16:小池純輝:5.5】
突破からのクロスはなんどかいいチャンスを作っていたものの残念ながらゴールには結びつかなかった。守備面ではサイドチェンジで揺さぶられたときの対応は改善ポイント。ただここはチーム全体での課題として浮き彫りに出ているので前向きにとらえてもらいたい。

【9:エウトン:5.0】
ちょっとフォアザチームになり過ぎてボールを受ける位置が引きすぎる懸念。もうちょっとペナルティエリア内でのパフォーマンスをみたいが現状遅攻でのビルドアップに貢献せざるをえない状況。次のステップに行けるかどうかは関塚スタッフにかかっている。

【11:船山貴之:6.0】
船山が初アシストをマークした時点でもも裏を気にしていたシーンを見ると、あの時点で変えないと行けなかった。船山がいないと攻撃面での停滞を確認できたのは、ある意味大きな収穫かもしれない。パワープレイをする上でも船山の存在は大きく、オナイウとの差を見せつけた試合でもあった。

【10:長澤和輝:7.0】
やはりトップ下の選手。体力面なのか、4-4-2の戦術面なのか、スタメンで見てみたいものだ。まだエウトンとの絡みもないので、どこかのタイミングで先発で見てみたい選手だ。

【18:吉田眞紀人:5.5】
左サイドハーフに入ったのはちょっと?な感じだったが、彼らしい積極的なプレイを披露。ただやっぱり前線のポストプレイヤーとしてみてみたいものだ。

【19:オナイウ阿道:4.5】
アクシデントにより急遽入ったが、本人が個人的に頑張る良さ以外のものは見いだせなかった。やはりオリンピックでしばらく離れていたこともあり、周りとの連携不足を感じる出来。

 

【関塚監督: 5.0】

 前節で調子の良かった選手を使う方針なのか、ボランチ富澤→山本でのスタメン。序盤はボールの蹴り合いで落ち着いた展開だったが、徐々に両サイドの裏を狙って相手を押し込む展開になったジェフが終始ボールをもって支配する展開になった。ただ、そこでなかなか決定的なシーンが作れなかったのが京の試合のターニングポイントだった。近藤のヘディングなど惜しいシーンはあったが、アタッキングサード以降の攻撃の工夫がなかったことも気がかりだった。

後半になってから、相手は矢島を起点に左右を揺さぶる展開となり、そこでジェフがサイドを制圧される展開となった。前線からの守備をしていたものの、キープ力の高い矢島のところで一人はがされるシーンが続き、失点シーンが生まれる。あのシーンはサイドに散らされた後のサイドチェンジで小池がサイドの選手を見失い、中途半端なプレスになった後に押谷を見失う展開。ニューイヤーカップから無敗で快進撃を続けていたが、サイドからのクロスの対応、特にCB2人のマーキング、コーチング面での準備不足が露呈される結果となった。その後も似たような形で失点しているので、この部分の修正は次節マスト事項だろう。

 関塚監督はすかさず、前節のヒーロー2人を投入し、すかさず長澤がゴールをマーク。やはりボール奪取してから、一回相手をはがした後は攻撃の迫力が生まれるのが今年のジェフ。徳島戦と同じような勢いになるかと期待したところだったが、船山の故障により、勢いがなくなってしまった。

 守備面での課題が浮き彫りになったことはいいことなので、是非とも改善してほしいものだが、個人的に気になったのは現在チーム得点王の長澤の処遇。長澤はトップ下だと生きることがわかっているが、ニューイヤーカップでのサイド起用は井出とあまり変わらない出来になることは確認できている。エウトンと併用して使うことが出来ればいいのだが、船山は絶対に外せないので超攻撃的な4-1-3-2のトップ下で機能するような使われ方をしているのが若干気になるところ。昨年も関塚監督はトリッキーな起用に固執するイメージがあったが、次節の先発や交代選手の使われ方を見て、昨年と同様な感じで進んで行くと、今年も?な試合が増えて行くのではと懸念してしまう試合だった。

ただ、個の力で打開できるような試合を見れるのは昨年ではなかったところ。守備面での不安を抱えつつ、交代選手も含めて新しい選手が個の力で打開して行くシーンを見れるのは、エンタテインメントとして、見るモチベーションは保たれるモノなのだと感じる試合でもあった。

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