「代表実績のある選手の経験の差が勝負を決める試合に」~2015年J2第9節 ジュビロ磐田戦レビュー~

jef_review ジュビロ磐田

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千葉VS磐田
0前半1
0後半1
0合計2
16シュート8
10GK10
9CK3
21直接FK10
2間接FK4
2オフサイド3
0PK0

【交代】
74′井出 遥也→水野 晃樹
87′佐藤 健太郎→鈴木 隆行

【警告】
35′パウリーニョ①
48′キム ヒョヌン②
76′佐藤 健太郎①

 


<得点ランキング>
ネイツ ペチュニク④
井出 遥也③
金井 貢史②

森本 貴幸①
パウリーニョ①
オナイウ阿道①
キムヒョヌン①
<アシストランキング>
ネイツ ペチュニク③
谷澤 達也②
田中佑昌②
中村 太亮①

キム ヒョヌン①
<警告ランキング>
谷澤達也③
高木駿②
キムヒョヌン②

金井貢史①
井出遥也①
ネイツペチュニク①
パウリーニョ①
佐藤健太郎①

<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーオナイウーーーーー
ー谷澤ーー  ネイツ ーー井出ー
ーーーパウロ ー健太郎  ーーー
ー太亮ー大岩ーーキムー金井ー
ーーーーーー高木ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
田代
Jr
佑昌
町田
水野
鈴木


<超個人的選評>

【21:高木駿: 5.0】
2点ともノーチャンス。ただ本人は2点ともポジショニングやこのタイミングにああしておけばと思えるような場所にボールが行っているので、あれを止められるようになると一皮むけていくはず。

【2:大岩一貴: 5.0】
ジェイのシュートは正直大岩の実力不足ではあるが、フォルランに続き世界で戦うにはあそこでシュートを打たせない守り方を身につけていってほしいところ。ラインコントロールは後半の途中までしっかりできていたが、みんなの体力がなくなってきてからは少し難しくなった。難しいところだが、キムとの交流を深めているのであればあのタイミングで積極的にキムを前に上げさせるなど、いろいろと柔軟な対応の仕方を考える必要があるが、そこはディフェンスリーダーとしてこれからも成長していってもらいたいところ。

【20:キムヒョヌン: 5.5】
J2で初めて競り合いに勝てない相手との対峙だったが、後半途中からしっかりと空中戦だけは勝つという形に徹底し、ジェイを交代に追い込んだ。セットプレイは徐々に良くなっているものの、強くヘディングする入り方はまなんでいってもらいたいところだ。カミンスキーのセーブもあったが、もう少し厳しいところにヘディングしていってくれればと思うところも正直ある。まだまだ伸びしろはあるので頑張ってもらいたいところだ。

【17:中村太亮: 5.5】
今日は谷澤とのコンビネーションで、いい形でクロスを量産していたが受け手とうまく合わなかった。ペチュニクは10m以内の俊敏性にかけるところがあるので、ペチュニクの好きなボールはラーニングしていかなければならない。CKも何度も入りそうなクロスを上げていただけに本人のコメント通り悔しかっただろう。最後ガス欠してしまったところで、ロングボール供給役にてっすればよいのだが、体力切れだとロングボールを正確にけれなくなるってのもなんとなく感じるので、難しいところだ。

【13:金井貢史: 5.5】
何度となくオーバーラップをし、難しい守備の場面でふたをするというところでは良くやっていたが、健太郎とのコンビネーションが悪く松浦に突破を許した場面は改善ポイントか。金井も良く走るのだが、最後ガス欠になっていたのは磐田戦なので仕方がないところはあるが、個人的にはよくやっていたとおもう。課題はふわっとクロスをあげることはできるが、鋭いクロスはまだまだなので、修正ポイントだろう。

【16:佐藤健太郎: 5.0】
パウリーニョががんがん前に出ていく代わりに小林にふたをする役割は本人の得意分野なのだろう。ただ、勇人との大きな違いは攻撃面。勇人が数的優位を作って攻撃面でのサポートをしてくれる代わりに(大宮戦の1点目はまさにそう)、健太郎はそういったプレイがないので、途中から磐田が守備に慣れたタイミングでの迫力がかけたのは健太郎というプレイスタイルがそうさせるのであろう。バランスをチームにもたらすプレイヤーとしては貴重な存在だがこの試合のような点を取りに行くタイミングではどうしても難しいプレイヤーになってしまう。

【5:パウリーニョ: 5.5】
守備面では小林や松浦を標的にどんどんボールカットをしかけ、ショートカウンターの起点に慣れていたのはさすが。ただそのときに点が取れなかったのが試合の分かれ目だった。後半は体力が落ちてきたところもあり、なかなかいいリズムを作れなかったので、交代枠も含めたギアチェンジをどのようにしていくのかはチームにつきつけられた課題だろう。

【8:谷澤達也: 5.5】
今日はキレキレの谷澤だった。いい形で中に入ってボランチの両脇でボールを受けるプレイは磐田サイドに効いていた。その後のサイドチェンジやスルーパスの選択など、オナイウの使い方も含めて機能していた。ラストのフィニッシュの精度は相変わらずだが、チームの中心人物であることは変わりないことを印象付けた。最後はガス欠だったので交代しても良かった気はするが。。

【26:井出遥也: 5.5】
谷澤同様いい形でボールを受けて攻撃のアクセントにはなっていた。今日の試合でダイレクトパスからの崩しはぜひともトライしてもらいたいところではあるが、やはりボールを一度持ってしまうところは改善してもらいたいポイントだ。前を向いた時点でシュートをもう少し増やしてもらえると、マークも引き付けてもらえるので、攻撃のバリエーションをどんどん増やしていってもらいたい。

【11:ネイツペチュニク: 5.0】
サイドに追い込まれるとこねくり回してしまうのは本人の特徴なので目をつぶらなければならないのかもしれないが、もう少しネイツの好きなプレイを回りも含めて連携しなくてはならない。トップにいるときはいい形でポストプレイをしてくれるのだが、サイドに流れてもらったときはスピードダウンしてしまうので、連携を深めてもらいたいところだ。また、ネイツが決めてほしいところでことごとく外れていたので、ネイツの決定力向上は今後のチームのできを左右する。今後も頑張ってもらいたいところ。

【19:オナイウ阿道: 5.5】
この大一番でチャンスが回ってくるあたり、持っている男だなぁと思うところ。本人の特徴である強い体を生かしたポストプレイ、前を向いてからドリブルで仕掛けられるスピード、物おじしない競り合いは十分に堪能することができた。ただ試合に勝つという側面においては、まだまだプレイの判断スピードが足らない部分はあり、積極的にシュートを打つチャンスを作れなかったところを見ると、オフザボールでボールを呼び込む動きは伸びていってほしいところではある。まだ19歳。非凡なポテンシャルだが、オナイウがはいって、くさびをいれるプレイにスイッチすることができる存在ではないかと感じる試合だった。

【29:水野晃樹:5.0】
途中交代で奮起してもらいたいところではあったが、やはり使われるタイプ。井出が前と後ろのリンクマンになれているのに対して、水野はそうではなかった。谷澤のガス欠も手伝ったのだが、チームに新たな活気を加えることはできなかった。今日のような試合で活躍してもらいたいところではあるが、落ち着いてプレイできるようになってもらいたいところ。

【32:鈴木隆行:- 】
今季初出場だが試合時間が短く評価外。もう少し長い時間で見たかったが。

【関塚監督: 5.0】
 勇人、森本怪我により、オナイウと健太郎が今季初スタメン。序盤は千葉の狙い通りのサッカーができていたが、一瞬のすきをつかれてジェイに点を取られてからだんだんとリズムが悪くなる。もともとパウリーニョを経過して、ロングボール主体の磐田だったが、さらにその傾向は強まり、いい場面でボールが取れなくなってきてから試合は停滞。後半も少ないが決定的なチャンスを作っていたので、そこで決めることができなかったのがすべてと言っていいだろう。愛媛戦である程度ジェフ対策が見えてきてしまっているのだが、それでもいいリズムで点を取れていればこちらのペースになるので、基本コンセプトは続けていってもらいたいところだ。

 気になるのはシュート精度の部分。柴崎のようなベルベットシュートを打てとは言わないが、軽く流し込むシュートを打つ選手が中々いないのが現状の台所事情。控え選手を中々出さない関塚監督に対して一部なぜという声が上がっているが、水野を入れたところで井出がいなくなって劣化していることを考えると中々難しいところなのだろう。リードしていればいいのだが劣勢になったときに戦い方も含めてどうするのかというは長期的テーマと言えるだろう。オナイウがある程度ポストプレイができるので、攻撃陣のシフトチェンジの可能性があるが森本が戻ってこないと中々難しいのかもしれない。まだお披露目のない也真人はリンクマンとして守備面も含めて期待できるところではあるが、まだまだ見えてこないところでもある。急に暑くなってきている中、GW中の連戦での選手のマネジメントも含めたチームの戦いである程度見えてくるところだろう。

 試合自体はすばらしいものだった。ジェイVSキムの戦いや名波監督がジェイを下げて5バックにシフトして勝負に徹した采配。オナイウの荒削りだが可能性と限界を伊野波や駒野に対して示したこと。最後は駒野が試合後者で体力を温存させながら要所要所で見せつけられ、松井が素晴らしいタイミングで本人のスキルを体現したシュートをお見舞いされたシーン。セレッソ戦に続き面白い試合ではあったが、その時に実績、ネームバリューに値するプレイを見せつけられた。その部分で劣る若い我がチームがチーム力で成長する姿が出ていってもらいたいところだ。まだまだ若いチームということを忘れてはいけない。チームが昨年のキムのように成長する選手をどれだけだせるか。今年の自動昇格枠を確保するのは、関塚さんが引いた戦術をベースに個の成長が感じられるかにかかっている。ぜひとも継続していってもらいたい。

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