「冷静に手堅く試合を進めなければいけない試合でメンタル崩壊して自滅」~2015年J2第16節ザスパクサツ群馬戦レビュー~

jef_review ザスパクサツ群馬

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千葉VS群馬
0前半0
0後半2
0合計2
11シュート16
13GK13
5CK3
11直接FK13
5間接FK2
4オフサイド1
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーー森本ーーーーーー

ー井出ーー ネイツ  ーー佑昌ー

ーーー健太郎ーー田代ーーーー

ー太亮ー大岩ーーキムー金井ー

ーーーーーー高木ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
栗山
北爪
佐藤祥
水野
オナイウ
鈴木


【得点】

【交代】
64′田代 真一→北爪 健吾
71′ネイツ ペチュニク→オナイウ 阿道
75′田中 佑昌→佐藤 祥

 

【警告】

15′森本 貴幸
24′森本 貴幸(退場)
55′金井 貢史
90+2′オナイウ 阿道

 

 


<得点ランキング>
ネイツ ペチュニク⑥
井出 遥也④
キムヒョヌン③
金井 貢史③
ウリーニョ②
森本 貴幸①
オナイウ阿道①
中村 太亮①
田中 佑昌①
大岩 一貴①
<アシストランキング>
ネイツ ペチュニク③
田中 佑昌③
中村 太亮③
谷澤 達也②
キム ヒョヌン①
パウリーニョ①
佐藤健太郎①
オナイウ阿道①
<警告ランキング>
谷澤 達也④
パウリーニョ④

中村 太亮③
キムヒョヌン③

高木 駿②
佐藤 健太郎②
井出 遥也②
ネイツ ペチュニク
金井 貢史①
田中 佑昌①
大岩 一貴①
田代 真一①

 


<超個人的選評>

【21:高木駿: 5.5】
何度か決定的なピンチを冷静に処理。風で出ていきづらい環境ではあったものの、最低限の仕事は処理した。ただ、ディフェンス全体がずるずる下がってそこから修正ができないところは改善していかないと、悪い流れは断ち切れない。危機感を持って戦ってもらいたい。

【2:大岩一貴: 4.5】
サイドからのクロス時の対応は全く改善されない。2点目はごく基本的なポジショニング確保のための一度アウトに出てからインに入るという動きで簡単に裏を取られて江坂に得点を取られている。個人戦術での課題もあり、チーム全体も我慢できずにずるずる下がり、リトリートしても前からボランチが強くプレスに行かない(いける選手が起用されていない面もあるが)と、ただの平凡なチームになり下がることを肝に銘じてほしい。

【20:キムヒョヌン: 4.5】
空中戦や一対一の対応は一級品でも、チーム全体の組織戦術の改善に関しては無力化してしまうのは、サッカーIQを伸ばすしかないのだが、あれだけ前の選手がバラバラだと指示しようがないという話しもある。とはいえ、自分のサイドから何度となく失点を重ねている部分に関しては、やはりコーチング技術を身につけていかないと仕方がない部分かもしれない。さらなる成長を祈る。

【17:中村太亮: 5.0】
退場してしまった後はほとんどチャンスを作ることができず。セットプレイも風が強くてうまく合わせるのがかなり難しかったと思う。こういう展開になってしまうと、守備面での不安が露呈するので、前線に入るなどしてリスクマネジメントする方法論があるのではと素人ながらに思ってしまうぐらい、歯がゆい出来だった。

【13:金井貢史: 5.5】
途中北爪が入ってからボランチのポジションに移り、勇人的な役割でボランチをそつなくこなす。効力があったのは15分ぐらいだったが、やはりジェフが目指すスタイルとして前からしっかりとアタックするボランチの存在は貴重。健太郎と比較するのも申し訳ないが、無骨でもペナルティエリアに入っていったり、空中戦で頑張って競ったりして汗を書くプレイヤーが必要だということを感じさせる。後半は惜しいシュートだったが、パウリーニョ不在なのであれば金井のボランチはマストな気もしてきた。

【16:佐藤健太郎: 5.0】
事故は起こさないが、活躍もしない。このポジショニングを脱しない限り、チームに貢献する選手には成りえない。自分のスキルセットと違う役割を担っているのかもしれないが、やはり前からアタックしたり、攻撃参加の回数を増やしてほしい。頑張ればいいってわけでもないが、がむしゃらさは伝わってこないのがせつない。1失点目もアタックに行ったのはいいが、中をしっかり切れておらず、縦パスを入れられてしまっており、失点の遠因を作っている。後ろからの声の連携もあるのだが、コンビネーションがうまくいっていないところを露呈。

【3:田代真一: 4.5】
ボランチでの初先発。千載一遇のチャンスだったにもかかわらず、バランスを気にしてか、消極的なプレイに終始。球際で中々いい形でボール奪取できず、自分のリズムに乗れなかった。田代の持ち味とは違うのかもしれないが、ペナルティエリア付近になると、がっつり間合いをつめると抜かれることを恐れているのか、バランスをとってしまうのは気になるところ。2失点目は佑昌のマークを外してやむなくついて言っているのだが、気になるのはその前から何度となくバイタルエリアでボールを受けられているにもかかわらずただ引いているという状態を何度となく作られているところ。ボランチという役割なのであれば、周りの鼓舞も含めて、対応してほしいところだ。

【6:田中佑昌: 4.5】
ほぼ何もできていないと言っていいだろう。恐らく関塚さんの意図としては、風下は耐えて風上に立った時に裏を抜ける役として貢献してもらいたかったが、早めの退場で守備に追いやられてしまったあと、難しい役割になってしまった。アタックしてコースを切るのがあまり上手でないので、いい形でボールを奪うことは中々できなかった。谷澤が不在の時に効力を発揮したいのだが、中々佑昌らしさが出せず、ワンポイント起用でしか生きないのももどかしい。

【26:井出遥也: 5.0】
今日のような試合展開になったときに、守備面のもろさが出てしまうのが厳しい。本人は頑張って前からアタックしているのは認めるが、FW陣との連携がうまくいかないと難しいので、なんとも引き出しをふやしてもらいたいところ。ネイツが前線にはいったときは特に難しくなるので、セカンドディフェンスとして頑張ってもらいたいところだ。

【11:ネイツペチュニク:5.0】
悩ましいのは10人になったときの守備の仕方。西部ブログに書いてあるとおりで、相手ボランチのケアをさぼってしまうと、味方はリトリートするしかなくなってしまう。守備を9対11でやっているようなものだ。蹴ってくれる相手の場合はそれでも問題ないのだが、金沢、北九州につづき、つないでくる相手の時にネイツパートの守備をどうしていかは大きな課題だ。序盤にネイツがサイドをやっていたこともうなづける。

【9:森本貴幸: 2.0】
不運だったかもしれない。ただ、退場のためにリスクマネジメントはできた。そういう部分が幼い。自分がおかれている立場を考え、熱くも冷静にプレイしてほしいもの。今日のメンバー構成を考えれば、森本の守備が生命線だったことは分かっているはずだ。得点をしていない焦る気持ちはわかるが、僕たちは森本の守備が今年のジェフの強みだということは分かっている。いつか得点機会はやってくる。そうしないと、ワントップの席は来期はないと思った方がいい。

【4:北爪健吾:5.0】
これだけアタック守備ができない人が多いと、北爪を起用したほうがバランスが取れるという話しもある。そういった出来だった。守備は次第点、ただビハインドの中起用される際のクロスの精度は水野あたりから吸収してもらわないと話しにならない。クロスのスピードやタイミングがプロレベルに達しておらず、これでは使い物にならない。

【19:オナイウ阿道: 5.0】
ネイツがいなくなった後の空中戦の役割はうまくまっとうできない。前もそうだったがびっちりつかれると苦手なのだろう。それでも起用され続けるのは期待されているということだ。問題はそこを意識してオナイウががんばっているかどうか。後半厳しい戦いが続いたときに、オナイウ投入で期待感を持てるかどうか。守備面の動きも含めて、意識アップの必要性がある。

【25:佐藤祥: 5.0】
J公式戦初出場。それはうれしいこと。もともとクレバーなタイプなので、頑張って前からプレスに行っていた。それはまずよかったなと思うが、まだ周りとの連携が悪いのか、ボールをしっかり取りきれたシーンは少なかった。健太郎のコメントを見るとバランスをとっていたようなのだが、もっとがむしゃらに行ってもらいたいところは正直あった。ボールを奪ってからのパス出しの判断は悪くなかったと思うが、健太郎にも田代にもない強みを作っていってもらいたいものだ。

 

 

【関塚監督: 5.0】

 パウリーニョと谷澤がいないとこういう試合になる、そういうことが痛いほど良くわかった試合だった。恐らく健太郎、田代、井出、佑昌とボールを前からいって取りきれるボランチではなかったこと、前半風下ということもあり、セーフティファーストのロングボールを入れてラインを上げ、如何にそこから前でボールを奪える機会を作れるかという、長崎、水戸相手にやっていたリスクマネジメント型のサッカーをやる入り方だったと思う。前半、森本が退場するまではうまくいっていたと思う。ただ、森本が退場してから、なすすべのなさからチームの個人個人のメンタリティが欠如していった試合だったといえる。

 個人の選手の能力の差でやられている部分は正直仕方がないのかなと思うが、チームとしてやるべきことを信じられなくなってバラバラになっている感じが伝搬しているのは正直気になるところだ。森本が退場した後、各々が考えていいパフォーマンスをやろうとしているのはわかるが、チームがうまくいっている、うまくいっていないのバロメーターが選手たちで理解できていないことが気になった試合だった。特に後半の最初の入り方。リトリートするのはいいが、その時にだれが守備のファーストアタックをするのか、仮にネイツがやるにしても、そこができなかった後にどういった選択肢を考えるのか。この部分は見直す必要があるはずだ。

 まずは縦にボールをいれさせないそういったポジションを取ってボランチ、サイドハーフがアタックしないといけないのだが、そこが「アタックする」だけになってしまい、アタックに行った後にくさびを簡単にいれられているシーンはまず意識で改善できるはずだ。北九州戦での失点に続き、オリベイラに入った縦パスは入れさせないことができたはず。田代がしっかりと間合いを詰めていればパス自体が出なかったかもしれない。あくまで我々がいいペースで進めているというのは、相手にボールを持たせて最後のアタッキングサードで自由にしない、こちらのペースでボールを奪えているモードを作ればいいはずなのだが、どうもそれができていない。2点目の失点も単なるワンツーパスをされて、守備の基本であるワンツーのあと出し手にしっかりとついていくことを佑昌が怠ったことが起因。2点目の大岩もボールウォッチャーになりすぎで、江坂を簡単に外している。さらにその前も簡単にバイタルエリアをフリーで奪われている、そこはキムがしっかりとカバーリングの意識を強めないといけない。シュートは高木の正面だったが、失点してもおかしくないシーン。

 と上げてしまうときりがないのだが、正直個人の基本的な部分をなんとなくさぼっているだけでこういった失点を繰り返しているとしか思えないのが、なんとも腹立たしい。パウリーニョがいない瞬間にみんなの守備の意識の甘さが露呈するのであれば、このながい戦いに勝つことはできない。特にリトリート時の守備の優先順位を整理して、次の札幌戦に臨んでほしい。怪我人続出、ネイツも代表試合でいなくなるが、今サブのメンバーがアピールできなければ後半に出場機会は得られない。

 

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