「ベースの戦い方を変えず、収穫の少ないドロー」~2015年J2第26節 水戸ホーリーホック戦レビュー~

jef_preview 水戸ホーリーホック

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千葉VS水戸
0前半0
1後半1
1合計1
8シュート12
8GK12
2CK6
8直接FK11
3間接FK4
3オフサイド2
1PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーー  安ーーーーーー

ー井出ーーー町田ーーネイツー

ーーーー勇人ーーパウローーー

ー大岩ー富澤ーー栗山ー金井ー

ーーーーーー高木ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

岡本
田代
栗山
佑昌
谷澤
健太郎
オナイウ


【得点】
ネイツ ペチュニク⑩

【交代】

54′町田 也真人→オナイウ 阿道
65′安 柄俊→谷澤 達也
86′井出 遥也→田中 佑昌

【警告】

 


<得点ランキング>
ネイツ ペチュニク⑩
井出 遥也⑤
キムヒョヌン④
金井 貢史③
パウリーニョ②
森本 貴幸②
大岩 一貴②
オナイウ阿道①
中村 太亮①
田中 佑昌①
水野 晃樹①
町田 也真人①

<アシストランキング>
中村 太亮⑥
ネイツ ペチュニク③
田中 佑昌③
谷澤 達也③
町田也真人②
キム ヒョヌン①
パウリーニョ①
佐藤健太郎①
オナイウ阿道①
森本 貴幸①
安 柄俊①

<警告ランキング>
パウリーニョ⑥
ネイツ ペチュニク⑥
谷澤 達也⑥
金井 貢史⑤
井出 遥也④

中村 太亮③
キムヒョヌン③
大岩 一貴③
高木 駿②

佐藤 健太郎②
町田 也真人②

田中 佑昌①
田代 真一①
岡本 昌弘①
栗山 直樹①
佐藤 勇人①

 


<超個人的選評>

【1:高木駿: 5.5】
久々のスタメンで、ラインを高く設定したところでの裏へのボールをしっかりとスウィープできたところは高木をチョイスしたところのメリットとして再確認できた。何度か大きなピンチも防いでいたが、最後に失点してしまったのは残念。とはいえキックの精度も良く、しばらくスタメンは続けてもらいたいものだ。

【15:富澤清太郎: 5.5】
徐々にチームになじんできているものの、この試合では冨澤のフィードはあまりうまく機能しなかった。やはり前線との連携強化の必要性を痛感した。太亮の復帰もそうだが、ボランチやトップ下との連携を増やしていかないと、このチームはいつまでたっても成長しない。

【20:キムヒョヌン:5.0】
馬場をうまく押さえられず、何度となく相手にピンチを作られてしまった。気になるのは、ドリブル突破以前にクロスを上げられたときにマーキングがずれているところ。特に早いタイミングでクロスを上げられたときにフリーにさせてしまっているところは改善の余地あり。

【2:大岩一貴: 5.0】
2試合目になって、サイドバックとしてある程度機能するようになっている。ビルドアップ面ではやや落ち着いてできるようにはなっているものの、効果的な攻撃を作ることはできていない。守備面ではキムと同様フリーにさせてしまっている。縦のボールへの対応はまずまずだが、クロスに対する対応は何度も大岩がらみでやられている。この部分を直していけないと、再びレギュラーに戻ることは難しいだろう。

【13:金井貢史: 5.0】
連戦の疲れからか、ボールを自分たちで長く持とうというよりも、とりあえずボールを蹴る意思決定になっているのはきになるところ。ネイツとの連携はこれ以上改善されないと、右サイドは今年も課題になってしまうだろう。

【7:佐藤勇人: 5.0】
相手から前プレをかけられ、勇人が苦しいタイミングでボールを受けることが多かったため、縦パスのミスが多くなってしまった。パウリーニョとの連携も含めて、水戸のような相手の時の戦い方を改めて考えさせられる試合だった。

【5:パウリーニョ: 5.0】
パウリーニョらしさがここ最近でてこない。個人的にはパウリーニョが背負うものが多すぎる印象もあり、一番のストロングポイントであるボール奪取を考えると、アタックに行く場面をもう少し低い位置からスタートさせてもよい気がするのだが、ここらへんは関塚さんがどう考えているのが気になるところだ。

【26:井出遥也: 4.5】
前プレをかけられると、ほぼ無力になる。それ以上にボールの受け方をもう少し学んでいかないと、今日のような試合はミスマッチの認定がされてしまうだろう。

【11:ネイツペチュニク:5.5】
サイドでのプレイは定着しているものの、周りとの連携については一向に進まない。唯一オナイウとの連携がよくなっているところ。一方也真人との連携は進まず、トップ下のチョイスは悩ましいところだ。

【14:町田也真人:4.5】
トップ下にいる以上、ゲームメーカーの役割を担うのは自明。がんばっているのはわかるが、専修時代のプレイから変わっていないと、強いDFが相手になってしまうと、無力化する状況では、安心して任せることができない。14番は10番になることはできない。

【19:オナイウ阿道:5.5】
日に日に良くなっている。ボールの受け方やさばき方。まだまだポストプレイのパスミスは目立つが、攻撃面でのおさまり度は上昇傾向にある。ひさびさに得点にも絡み、数少ない成長株。

【18:安 柄俊:5.0】
あまりにもどっしり構えすぎというところもあり、少しでもマークを外す動きを試してもらえないと、なかなかいい形でボールが供給されない。也真人との連携も良くなく、裏に抜ける動きも少ない。2トップの方がマークが厳しくなくなるので、安自身はやりやすくなるかもしれない。

【8:谷澤達也:5.5】
途中出場でリズムを作る。やはり前半谷澤がいないとチームとして機能しないことを露呈。谷澤の体力の問題はあれど、まだまだ必要不可欠なプレイヤーということを理解する試合となった。

【6:田中佑昌:5.0】
試合時間が短く、評価外。

【関塚監督: 5.0】

 ターンオーバーを意識してか、谷澤→井出。オナイウ→安といった布陣。ミスをおかした岡本に代わり高木が久々の先発。磐田戦と同じ入り方だったが、相手のプレッシャーが早く、ロングボールは正確に蹴れず、ボランチに預けたところでボールを奪われるため、ただ蹴る展開に。安のボールの収まりも悪く、フィジカルの弱い也真人と井出はほとんどいい形でボールを受けられない形となった。その際に選手達で状況を打開できない苦しい展開。一方水戸は監督交代後しっかり走ってサイドからの攻撃と裏を狙う二択でジェフを翻弄。何度も危ないシーンを作られた。

それでも前半は相手の決定力不足に助けられ0−0で折り返したのでいずれチャンスは来ると思っていたが、後半に入っても似たような展開。そこで也真人に変えてオナイウを投入。やや2トップ気味の布陣に変わってから徐々に流れはジェフに。やはりオナイウも安も一人でなんとかできるほど屈強なFWではないため、也真人や井出のフィジカルの弱さで相手に対峙出来ないプラスロングボール主体で行くときはこの2トップでやりきるというのも一つの手なのかもしれない。その後谷澤投入によりさらに攻撃は活性化され、なんとかPKをゲットし、ネイツが10点目のゴールをゲット。

 ここまでは苦しく耐えた結果により生まれた勝ち越しゴール!と思ったが、守備面は相変わらず不安定なまま。特に前半からサイドで数的不利を作られ、スルーパスで完全にえぐられるシーンを何度も作られている。この展開は、金井サイド大岩サイド両方で見られたので、ジェフの守備における大きな課題だ。気になるのは受け手のマークよりもパスの出しての方にあまりにも自由にボールを出させすぎている点。特に左サイドの井出と大岩コンビにおける守備はかなり緩かった。せっかく前から行くと決めているのにも関わらず、自陣に入ってこられてからの守備のアタックはとても緩く感じられる。連戦の疲れもあるのかもしれないが、谷澤は体力が切れるまでしっかり守備をしてくれる。そういった部分をもう少し井出は見習わないとハードワークするチームに対しては厳しい展開となるだろう。

攻撃面は引き続き深刻な課題だ。太亮が帰ってこないと何も機能しない戦いは続く。そんな中で唯一希望が見えたのはオナイウの成長と2トップのオプションの可能性。関塚さんはなかなか2トップをやろうとしないが、安とオナイウの2トップは得点を取りにいくオプションとしては可能性を感じた。富澤やパウリーニョからしっかりボールが供給されれば、なんとか点を取るパターンを作れそうな気もする。

 これで7位に交代。磐田が負けたにもかかわらず、勝てなかったのはもったいなさすぎる。とはいえ何かを変えていかなければ行けない。その意識を持ち続けて一戦一戦を大事に戦ってもらいたい。

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