「アキレス腱のセットプレイ、限定覚醒の「強力」攻撃陣」~2016年J2第6節 セレッソ大阪戦レビュー~

セレッソ大阪

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千葉VSC大阪
0前半2
1後半0
1合計2
7シュート19
13GK10
5CK6
7直接FK7
2間接FK1
1オフサイド0
0PK0
<スタメン>

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーー船山ーーエウトンーー

ー長澤ーーーーーーーー小池ー

ーーーー山本ーーアランダーー

ー阿部ー近藤ーーイーー多々良

ーーーーーー佐藤ーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

藤嶋
北爪
富澤
勇人
井出
町田
吉田


【得点】

46′エウトン①

【交代】

46′山本 真希⇒富澤 清太郎
46′小池 純輝⇒吉田 眞紀人
80′多々良 敦斗⇒北爪 健吾

【警告】


<得点ランキング>
長澤 和輝②
吉田 眞紀人①
船山 貴之①
山本 真希①
エウトン①
<アシストランキング>
山本 真希①
船山 貴之①
多々良 敦斗①
アランダ①
<警告ランキング>
エウトン②
多々良 敦斗①
ランダ①
山本 真希①

<超個人的選評>

【23:佐藤優也: 5.5】
セレッソ外国人たちのミドルシュートをしっかりと防いだのは殊勲。とはいえセットプレイが不安定なのは佐藤側にも一部問題がありそう。

【27:阿部翔平: 5.0】
序盤のバタバタは阿部の焦りも手伝っている。落ち着いてボール回しをやる、ふわっとしたロングボールでもう一度組み立て直すなどのバリエーションを阿部のところでもやっていきたい。

【3:近藤直也:5.0】
セットプレイは悔しい結果だが、ディフェンスリーダーとして立て直してほしいところ。また、序盤のセレッソの雪崩のような攻撃に対して、ボランチとの連携は再度確認が必要だ。

【24:イジュヨン: 5.0】
守備面、攻撃面ともに幼さが出た試合となった。食い気味に行くところを直して全体を見渡せるようjに成長してもらいたいところ。攻撃面でもあわてて蹴るのではなく、ボランチをさがして出せるようになってもらいたい。

【5:多々良敦斗: 5.5】
北爪との比較となると、そのままウイングバックでも良かった印象。前半は小池との連携がうまく行かず、蹴る一辺倒になったが、後半は吉田との連携はよく、新しい可能性を感じた。

【10:長澤和輝: 5.5】
前半はボールの狙われどころに完全になっていた。今までで一番攻守の切り替えの早さ、寄せの早さに手間取っていたので、このレベルには早くなれてほしいところ。前を向いてボールをもらえれば強みは発揮できるので周りとの連携強化も改めて必要だ。

【15:山本真希: 5.5】
守勢に回ることが多かったが、重しにもなっていなかったので。セレッソのような相手に対して、ボランチが組織で対抗するためのディスカッションが必要だ。

【22:アランダ:6.0】
前半はボールの取りどころがわからず、アランダがおいまわす役になってしまっていた。後半富澤がはいり、前に出て行けるようになってから攻撃の厚みが増し、今期初アシストをマーク。それ以外もいいシーンをいっぱい作っていたので、後半の戦い方は次の試金石となった。

【16:小池純輝:4.5】
本来は裏をとるプレイをしたかったが、相手のプレッシャーが強く、ビルドアップできないジェフは小池にいいボールを供給できなかった。ビルドアップ役としては心もとないところを露呈した。

【9:エウトン:6.0】
前半は孤立気味でなかなかいいボールがはいってこないと、一人だけではなかなかいい形で収まらない印象。後半周りに選手が沢山いるようになってくるといい形でポストプレイできることを証明。アランダとの相性はよく、今期初ゴールをマークしたが、最後のパワープレーはもの足らないものがあった。

【11:船山貴之:4.5】
前半はほぼ消えていた。縦に早いサッカーを標榜しているときに、サイドでボールをもらえることが出来れば強いのだが、中にいてボールを受けるときの選択肢をもう少し増やしたいところ。

【15:富澤清太郎:5.5】
アランダを攻撃的に使うシステムという意味では富澤の起用は今後使える可能性を示した。3バックは正直あまり機能しなかったが、連携次第では、ひとつのオプションなるかもしれない。

【18:吉田眞紀人:6.0】
今節の最大の収穫か。元々サイドハーフをやっていた実績もあり、守備面での貢献以上に、攻撃面でのビルドアップに貢献できることを証明。ビルドアップ役が少ないことを考えると、貴重な右サイドハーフになるやもしれない。

【4:北爪健吾:4.5】
本人に取っては千載一遇のチャンスだったはずが、全くいいところを見せられず。相変わらずクロスが下手なのは致命傷。

【関塚監督: 5.0】

 スタメン吉田→エウトンで、やや攻撃重視の布陣となったが、これが裏目に出てしまった。前半相手の圧力が半端なかったこともあり、後ろ側のビルドアップは崩壊。やばいところでボールを取られて柿谷を起点としたカウンターを何度も浴びた。ソウザのところでボールを取られるシーンが多く、こちら側であまりスカウティングをしていなかった印象が見受けられた。船山がいうように、相手をリスペクトしすぎたというか、今までの流れでいうまずは守備から入って耐えるという極めてオーソドックスな戦術をしいたものの、それ以上の圧力でこられて受けすぎる時間が続いたまま、課題のセットプレイでやられてしまったのがすべてだろう。関塚氏はチーム全体の競争というものを主軸に置きすぎて、相手の特徴に合わせて選手を入れ替えるというものがあまりないという印象だが、エウトンを使うのであれば、ビルドアップを重視して、小池のところは井出でもよかったのではと思ったりもするが、そこは話してもかなわない話しなのでおいておくが、それでもやはりそういう差でまた負けてしまったなという印象だった。

一方、後半吉田と富澤が入って一気に覚醒したのも事実。というか後半からギアを上げて、高速パスワーク、攻撃に圧をかけて20分ぐらいで点をとるというのが今年の常とう手段になりつつあるが、ビルドアップ強化という意味で吉田のサイドハーフ、富澤をアンカー気味においてアランダを上げるというのは今後のオプションとしては役に立つだろう。かりに90分攻撃し続けることができないということであれば、この二つのオプションはギアを上げるメッセージとして今後は機能する期待感を感じた。そういう意味では吉田は一つ出場機会を増やせる活躍をした試合でもあった。

しかし、残念なのは最後の北爪の交代。ギアチェンジという意味では群馬戦での井出が適任かと思いきや、もともとオプションとして用意していたのか、多々良⇒北爪にして富澤を下げて3バックにして、3-3-2-2でのパワープレーに変更。両サイドからロングボールを入れて相手を脅かす戦い方は、右サイド北爪のロングボールの精度が悪く、相手にとっては楽な終わらせ方になってしまった。もう一歩で同点にできるというタイミングで取りきれなかったのは今後の課題として残るだろう。

というわけで、セレッソ戦は個の力で勝った相手に軍配。とはいえ、退屈な前半、期待をさせる後半、残念な気分になったラストと期待をさせる後半があったのはサポーターにとってもうれしい話し。昇格争い以前に、チームが新しい期待を示してくれるだけでも今年はまだ楽しめる。この試合で得た経験をぜひとも次の試合に生かしてほしいものだ。

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